日記

ありがとうございました

二日間のイベントが無事終了しました。
多くの方にお立ち寄りいただきありがとうございました。
期間中店舗の営業をお休みした事でお客様にご不便、ご面倒をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

イベントのお客様の入りは、当店だけ見ると昨年より良かったです。ありがたい限りです。
ただ全体的には晴天に恵まれたにも関わらずあまり振るわなかったそうです。
最近はどこもイベントが厳しいようです。
高速1000円などの影響もあり競争も激化しています。
何か催し物をしておけば自然と人が集まる時代ではないのでしょう。
他のイベントにも参加されてるパン屋さんと少しお話しする機会があったのですが、
やはりイベントはやる人次第、コンセプト次第だと仰っていたのが印象的でした。
全く同感です。

イベントそのものをどうこうする立場にはありませんが参加する側の心得として
単に会場にいるお客様にアピールし自店に寄ってもらうというだけではなく、
当店をイベントに来る一つの「目的」にしてもらいたい、
それで一人でも多くの方に会場まで足を運んでもらえるようになれたら、
という思いは持っています。

そのためにはやはりサービスの充実です。
今年は販売用の珈琲の種類を4倍に増やし、
ホットコーヒーも時間帯によって様々な味が楽しめるようにしました。
準備や作業が煩雑になり無駄も増えてしまうのですが、お客様には喜んでいただけたようです。
またいよいよ限界となる時以外コーヒーメーカーは使わずハンドドリップで、
またご家庭で入れる時の参考になればと、お待ちいただいてるお客さまの目の前で説明しながら抽出しました。
提供まで少しお時間をいただく事もありましたが、こちらも概ね好評だったようです。

これをベースに来年はもっともっと楽しい売り場を準備してお待ちしたいと思います。
珈琲も今年以上の美味しさで提供できるよう一年間努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いします。

既視感

イベント初日が無事終了しました。
今年は晴天に恵まれ、また午後からは少し風が冷たかったせいか本当に多くの方にご来店いただきました。
ありがとうございます。

本当にありがたい事に店主の弱気な想定の約2倍もコーヒーをお買い上げいただきました。
二日間のイベントで初日に倍売れたという事は明日売るものが何も無いという事を意味します。
だもんで。昨日とほぼ同じ作業をして今に至ります。
自分はこのネガティブな性格でどれだけ人生を無駄にしているんだろうと考えるとぞっとします。

搬入ついでにごちゃつき気味だった売り場の展示方法もガラッと変えました。
程よいワッショイ感を残しつつスッキリと見やすい売り場になりました。
たとえ二日間だけでも今日よりは明日、より良い売り場でお客様をお迎えしたいと思っております。
本日も販売豆を10種、ホットコーヒーは7種類お持ちします。
時間帯によってお出しするコーヒーが変わりますので一日で様々な味わいが楽しめると思います。
この機会にぜひ色々とお試しください。

皆様のご来場心よりお待ちしております。

これがほんとの「ギリ」です


たった今POP、什器、機械類全て搬入完了しました!追加で焼いた豆も間に合った。
これから帰って仮眠して、朝商品を搬入、ちょっと艶つけてお店っぽくしたら完璧。
1時くらいには絶対間に合わんと思って半泣きでしたが気合で何とかなるもんですね。
これで万全の体制(体力以外)でお客様をお迎えする事ができます。

キョウクル

先ほど物資が送られてきました。
それにしても早いですね。
販売用の豆は昨日というか今朝まで焼いて準備は万端。
後はPOP作りと営業後の搬入&設営。
少し焦りましたが何とかなりそう。
万全の体制で皆様をお迎えしようと思います。

産業展は「多くの方に自店の事業内容を知ってもらう」というのが本来の趣旨ですので
毎年ささやかですが少しお得な「お祭り価格」で提供させていただいております。

ホットコーヒーは小さなクッキーが付いて一杯200円。
コーヒー豆はブレンドが3種類、オリジナル保存缶入りで200g1000円ポッキリ。
ストレートコーヒーは全種類 200g1000円ポッキリ、となります。

商品は多めにご用意しておりますが売り切れの際はお許しください。
皆様の多数のご来場お待ちしております。

明日来る、か?

土日の出店イベントで使う予定の包材やカップ、シッパー、POP用品などあれこれ24点を
いつも使っている某通販サイトにて一昨日昼パソコンから発注。

ところが昨日になっても商品が到着せず
「まあアスコナイ事もあるわな」
とのん気に構えてたら今日になってもこない。

さすがにおかしいと思ってさっきサイトをチェックしたら、ぐわっ!
件の24アイテム、まだ「買い物カゴ」の中に鎮座してけつかる。

どうやら確定ボタンをポチるのを忘れてた様子。

今注文した場合の配達予定日はイベント当日の「土曜日」

イベントは朝からなのでここは諦めてPケージプラザ、Hンズマンに走るか?
いや、そうは言ってもここは意外に早く到着する事の方が多い。
よしそこに賭けるか!てなことで先ほどポチりました。

さあ明日、来るか、来ないか、ひりつく勝負
来なかったらどうしよ。。。結構なピンチです。

こうなったら気合。
うおおおお!!明日、来い!来いや!
ぐおう!来い!来てちょうだい、来て、明日、お願い。。。

ほしゅ

ご無沙汰しております。充実しすぎ、500時間/月労働ペースで限界ギリギリボーイズの大人店長です。
充実のさ中、ついこの間エスプレッソマシンが壊れたと思ったら今度はエアコンの室外機が壊れました。
両方ともメーカーに修理見積もり問い合わせると腰が抜けるような金額。払えるかーい!!
ネットであれこり調べたりもしたけど最終的にはご縁に頼って何とか解決。
骨を折っていただいた方々には感謝しきりです。

「業務用」は壊れにくい反面、いざ壊れるとほんとに大変。
日々のメンテナンスはもちろん大事ですが、
「機械はいつでも壊れるもの」として保守費用等考えておかないといけませんね。

それにしても、どれもこれも壊れるのが早い気が。
大事に使っているんですけど。
「当たり外れ」で言うと機械に関しては引きが弱すぎます。
と言ってリースにしたら絶対壊れないんでしょうが。

兎に角。
これからシーズンですのでしばらくは何も壊れない事を祈ります。。。

秋の由布院


先日お伝えした浦田洋子さんの作品展「CRAY TRAINS」
を見に、サトミと筑紫野の萌香マスターの帆足さんと男3人で由布院に行ってきました。


最近カメラを向けると全然可愛くない不自然な作り笑いをします。。。

作品展は10月20日まで由布院駅構内のアートホールで開催されています。
すごい数の小さな電車が並んでいました。
そしてすごいクオリティ。小さなパーツまで見事に再現されていました。

サトミも興奮。

作者の浦田さんと。
他のお仕事の作品など見せてもらい、いろいろとお話させていただきましたがあらためてすごい方だなと思いました。
それにしても電車のことを話すときは表情が違います。そしてやや前のめり気味(笑)。
本当に鉄道がお好きなんですね。作品からも「車両愛」がびしびし伝わってきます。
ちなみに息子さんは「撮り鉄」で、他にも「音鉄(走行音を録音する)」の方と三人で全国を回っているそう。
幸せそうで羨ましいです。


「おなかすいた」と騒ぎ出したので駅で電車を見ながらお母さんが持たせたくれたお弁当を食べさせました。
由布院駅はホームの出入りが自由なのです。


その後蕎麦を食べに不生庵さんへ。

お昼時でしたがテラス席貸切でのんびり過ごせました。
こればかりは平日休みの我々の特権かもしれませんね。
テラスには庭の椎の木から落ちたどんぐりが転がっていてサトミはそれをしきりに拾って遊んでいました。
お土産にも何個かいただきました。


「かぜがきもちいいねー」
最近流行のセリフです。

その後塚原高原の木馬さんへご挨拶。
突然押しかけたのにかかわらず大変なおもてなしをいただき、いろんな話を聞かせてくださいました。
ここでも言われたのもやはり「コーヒーは人」。
「自分のコーヒーにノイズを混ぜたくない」と仰っていたのが印象的でした。
観念的ですが、わかります。コーヒーの焙煎の行き着く所でしょう。
ただ何十年もやって初めて口にできるせりふです。わかっていても自分はまだまだ。

久々の休みでしたが楽しく過ごせました。

馬も見ました。びびり気味のサトミ。

牛も見ました。びびり気味のサトミ。

今回もまた帆足さんにはドライバーに、カメラマンにと大変お世話になりました。
サトミもたくさん遊んでもらいました。

カメラが趣味の帆足さんは玄人はだしの腕前。
どの写真も素晴らしいものばかりなのですが、子供の写真にはいつも感心させられます。
本当に良い表情を捉えていて、よほど子供が好きじゃないと撮れない写真ばかり。
もうすぐお子さんが生まれますがきっと良いお父さんになる事でしょう。

宿題は溜めないこと

つくづく小学校の時に言われていた事こそが大人になって一番大切な事なんだと、
夜な夜な溜まりまくった領収書を整理してパソコンに入力しながら考えています。
(といってもまだ10月ですから、ここで手をつけている時点でかなり成長した気もします)
「夢がかなってコーヒー屋になれたとしても、やりたい事の20倍くらいは別の仕事が待ってるよ」
6年前の自分に教えてあげたい。まあ志は変わらないだろうけど。

KOBE

友人の結婚式に出席するお母さんに連れられてサトミは神戸に行ってきた模様です。
朝から「しんかんせん のるっ」と気合入っていました。

神戸で何してきたと?と聞くと「コーベアー あった」だそうです;
コーベアーというのはそこまでゆるくもない神戸のマスコットキャラ。
前に私が神戸に行った際お土産にキーホルダーを買ってあげました。
バッグにつけて毎日一緒に保育園に通っています。


今日のおやつはサトミからのお土産コーベアーケーキ。
このわりと適当な感じが良いですね。

ジャパンカップテイスターズ2010

カップテイスターズチャンピオンシップは準決勝で敗退しました。
競技直前で張り詰めていた緊張の糸が切れて集中できず
競技しながらいろいろ別の事まで考えてたくらい全く入り込めませんでした。

真剣にカップに向き合えないこういった状態は練習でも何度かあって
これが全然ダメなことはわかっていましたので終わる前、
競技しながらすでに「ダメだこりゃ」となっていました。

終わった後のコメントは「自信無いです」。
実際当たってるかどうかは別に自分の答えには完璧な自信があって当然なのですが、
これ言ってる時点で終わった事を認めているようなものです。

応援してくれた方や練習に付き合ってくれた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ、右も左もわからず一発勝負だった去年とは違って
今年はできる範囲で準備はきちんとしたつもりですので、
それで本番だめという事はやはり自分に足りないものがたくさんあるのでしょう。
悔しさというより悲しさ、寂しさは少しありますが結果には納得しています。

優勝は蘭館の田原さんでした。
かなり練習していると聞いていましたし、それでなくてもやはり今年はこの人の年だったと思います。
コーヒーの神様はきちんとよく見ています。
それにしても去年の下川さん同様「一番準備をした人がきちんと結果を残す」
というのはやはりこれが技術競技として全うであるという事を表しているのではないかと思います。

この競技について。
端から見ているとただの「味当てゲーム」にしか見えないでしょうが、
実際に考えながらやればやるほどこれがカッピングの本質を突いた
素晴らしい競技であるという事は良くわかります。

個人的にはカッピングというのは味覚、嗅覚、触覚等を使いながら見える風景に
どのようにフォーカスしていくか、一から十まで意識の使い方の「技術」だと思いますので
よく言われている犬のような嗅覚があるだとか味覚が優れているだとか、
生まれ持っての「才能」の世界とは、通常レベルではあまり関係ないのではと思います。

「技術」であれば経験や努力でいくらでも伸ばせますし、
きちんと指導をしてもらえば人から教わる事だってできます。
この競技の練習では今までにないくらいの数を
真剣に一さじ一さじ意識して味をみていく事ができました。
カッピングの技術も少しは上がったと思います。
まあそれはベースで大事な「評価」の方の技術に関しては
表現方やすり合わせなど別の技術的なポイントが色々ありますので
「この競技が得意=カッピングスキルが高い」またはその逆、
というのは間違いですが、相関関係が全くないとも言い切れないのではと思っています。
世界中で行われている競技だったり、SCAJのテクニカルスタンダード委員会が
採用しているのにも何か意味はあるのではないかと思っています。

競技者目線から行くと意外な感じですが、
会場ではかなり盛り上がる楽しい競技です。
私も決勝は観客として見ていてとても興奮しました。
この競技はスプーン一本で参加でき、
準備は大変ですが他の競技に比べれば個人での参加がわりと現実的です。
冷やかし、腕試しで参加することに全く意味はないでしょうが、
本気で勝つつもりでしっかりと練習すればそこで見える何かもあると思います。
とにかくおススメの競技ですので興味をもたれた方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

来年は○○さんが優勝すると思いますので
私は再来年以降、また機会があればチャレンジしてみたいと思います。

去年のチャンピオン下川さんにいただいたエールが嬉しかったです。
いつか私もスプーン一本持って世界に行きたいと思います。
本当にありがとうございました。