日記

一挙両得を狙って

 ■やはり、1日24時間ではとても足りない
 ■不規則な食生活のせい(?)で日々人生MAX体重を更新中。
  (正月があけてからこの傾向は特に酷く、最近は本当に体が重くて動かない。。。)

この二つの悩みを一気に解消するべく移動の全てを「小走り」にしております。(店内は別)
というわけで町で小走っている私を見かけたとしても
特に急いでいるわけでもなんでもありませんので気軽に声をおかけください。

おのぼり

のぼりを新調しました。

店の前が風の通り道のため強風に晒されたのぼりは一年でボロボロになります。

のぼりが本当に要るのかも含めて考えていましたが、
すでにお客様からは遠く駅前や電車の中から「開いているかどうか」の確認に
使っていただいているようですので、いまさら外すこともできません。

これが3代目。
初代と2代目は既製品で主張が強かったため少し控えめなものを作りました。
サイズを小さくしたので風にも少しは強いはずです。
目立たず、小さく。アイキャッチャーとしてその進化(退化?)もどうかと思いますが、
出来るだけ長くぱたぱた元気にはためいてほしいものです。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も皆様の生活に「ホッと」なひと時を添えるべく良い珈琲をつくってまいります。
皆様のご健勝とご多幸をお祈りするとともに、
どうぞご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

新年は1月6日午前11時開店とさせて頂きます。   豆香洞コーヒー 店主 

大晦日

昼間は家の大掃除をして、夕食後歩いて戒壇院と光明禅寺に行ってきました。

ライトアップされて綺麗です。
時間が早かったせいか人はほとんどおらずゆっくりできました。


国宝の梵鐘。
もうちょっとサトミが大きくなったら鐘を突きに行きたいです。
(国宝を棒で突けるチャンスなんてそうないですし)


家に帰って年越しそばを作って食べました。

久々、というか初めて家族揃った大晦日らしい大晦日を過ごすことができました。

生命力

すっかり報告を忘れていました。
先日いただいたネコヤナギは順調に成長しています。


切られた枝から根っこが!
ナメック星人ばりの再生能力に生命の力強さを感じます。

そして、すでに根が生えていた方の枝には

花(?)がひとつ咲きました。
毛虫みたいでとてもキュートです。

12月20日 『パナマ ゲイシャ エスメラルダ』 限定発売


今年も登場 「パナマゲイシャエスメラルダ」
クリスマス、年末年始の「ハレの日のコーヒー」にいかがでしょうか。
12月20日販売開始。
店頭では600円/1杯 豆は2400円/100gで提供いたします。
数量限定です。お取り置きもいたしますのでご希望の方はお問い合わせフォームからその旨お伝え下さい。
ウェブショップでもご注文いただけます。

【以下説明文】
「史上最高落札価格」「出品すれば必ず優勝」「非の打ち所の無いパーフェクトなコーヒー」
話題には事欠かない、まさに「生ける伝説」的なコーヒーです。
その特異な香味と高い品質で世界中にゲイシャフィーバーを巻き起こす元にもなりました。

輝かしい受賞暦(一部)
『Rainforest Alliance Cupping for Quality』  2007年・2009年・2010年 第1位
『SCAA Roasters Guild Cupping Pavilion』    2005年・2006年・2007年 第1位
『Best of Panama』   2004年・2005年・2006年・2007年・2009年・2010年 第1位
                 (※あまりの強さから2008年は同農園だけ別枠)

ダージリンや蘭、ジャスミンを思わせるフレーバーにレモンジュースの様な甘く透き通った酸味。
「コーヒーのロマネコンティ」や「飲む香水」とも呼ばれ、飲めば誰でも違いのわかるあまりにも特別すぎる香味。
世界中を震撼させたパナマエスメラルダ農園のゲイシャが今年も入荷しました。

「ロットNo.1 マリオカーニバル」
同農園の中でもゲイシャフレーバーが一番出ていると言われてる
ハラミージョ地区、特級畑のスペシャルロットです。

※ こちらの商品に限りご予約分となります。
  焙煎は2010年12月19日、発送は翌20日となりますのでご注意下さい。

酸味  ★★★★★★★☆☆☆
苦味  ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
香り  ★★★★★★★★★★
甘さ  ★★★★★★★★★☆
透明感 ★★★★★★★★★★

「ゲイシャ種」について
 ゲイシャ種は細長くて大きな形が特徴です。エチオピア原産のコーヒー原種の一つで
 品種改良はされておらず、そのクオリティの高さには定評がありましたが
 生産性が極端に低いためほとんどが研究用、商業向けには栽培されていませんでした。
 昨今の高品質コーヒーブームの影響もあり、ある品評会に出た際その特異稀な香味に欧米のロースターの注目が集まります。
 今ではその希少性もあいまって世界中で取り合いとなる、異常ともいえるほど人気のコーヒーになりました。

誰がために

先日開かれたラテアートの大会にお店が終わってから少し顔を出しました。
会場は若い人の熱気で満ち溢れていました。

流行りを通り越してだいぶ一般化してきた感のあるラテアート。
注がれるのは熱い視線ばかりではありません。
「食べ物で遊んではいけません」と言われて育った世代間のギャップもあるでしょうが、
そもそも私も含めた焙煎豆(-コーヒーの元-エスプレッソの元)を作っている側の人間は「味こそ全て」という思い込みの強さからか、
ともすると「ラテアート」や「お好きな器を選べます」の様な「見た目のサービス」を軽視しがちです。
実際それらに対する否定的な意見を耳にする事も少なくないです。
ただ「サービスとは」「おいしさとは」を真剣に考えた時、見た目はやはり重要であると私は考えています。
そもそも我々焙煎人の追及する「コーヒーの品質」や「味」だってそれが「目的」なのではなく、
あくまでもお客様の感じるおいしさにつながるための「手段」の一つ。
見た目も味も、どちらが重要と言う話ではなく、同列で語られるべきものだと思います。

ラテアートは料理で言えば「盛り付け」のようなものでしょうか。
盛り付けを軽視するプロの料理人はいません。
ありふれた料理でも気の利いた器に艶に盛り付けるだけでぐっと「おいしさ」は増します。
直接味には関係なくても、見た目の美しさは人の感じるおいしさに確実に影響を与えるのです。
これはコーヒーであっても同じ事だと思います。

コーヒーというものは基本的にはただの黒い液体で視覚的に訴える力は強くありません。
それをサービスマンの意思を表し、お客様が目で見て楽しめる、場合によっては感動すら与えるラテアートは素晴らしいサービスだと思います。
ラテアートのおかげで昔に比べてコーヒーがメディアに取り上げられる機会も増えていますし、
確実に若い方のコーヒーに対する関心も高まっています。
大げさかもしれませんがラテアートにはコーヒーの未来も詰まっているのではないでしょうか。

とはいえ。
ワカモノが盛り上がっている所を見ると脊髄反射的に
「表面的なものだけで中身が無いのでは」
と心配してしまうのがオジサンのオジサンたる所以です。
ただ、今回は20名の参加者の中から勝ち抜きで福岡チームの代表を選んだのですが、
最終的に選ばれた4人の面子を見てほっとしました。
タナカフェの田中さん、マヌコーヒーの三杉さん、レックの岩瀬さん、カフェオットーの西田さん。
4人が4人とも、意外にアートに重きを置いておらず「とにかく味重視」というスタンス。
全員エスプレッソの味に対するこだわりが強く、コーヒーの評価技術、能力もずば抜けて高い面々です。
そして実際にサービスの最前線に立ち続けている、プロ中のプロ。
まさに福岡を代表するトップバリスタです。
彼らにとってはお客さんに喜んでもらおうと味をとことん追求した結果、
最高の一杯を最高の状態で飲んでもらおうと「最後の最後まで気を使った結果」がラテアートなんでしょう。
バリスタと焙煎人、立場は微妙に違いますが
「最終的にお客様に喜んでいただきたい」
というサービスマンとしての同じ思い、目標を持つ「同志」が残ってくれた事は嬉しかったです。

会場には若いバリスタさん(&バリスタの卵さん)がたくさんいらっしゃいました。
コーヒーの入り口、切欠としてラテアートから入るというのも素晴らしい事と思います。
ただ、できれば早く憧れの先輩バリスタの姿から「コーヒーの本質」「サービスの本質」を学び
頑張ってもらえればコーヒーの未来は本当に明るいものになると思います。
「牛乳を○○本使って練習した」と自慢するより目の前のお客様においしいと思ってもらえるよう、
一杯一杯気持ちと気合を込めて作った方が本当の意味で人の心を動かすアートが描けると思いますよ。
皆さんが憧れるトップバリスタへの道もそちらの方が近いと思います。

とかなんとか。
すきっ腹にハイボールとワインを流し込み、ゆらゆらする頭で色んな事を考えた夜でした。
ああ、私もラテアート、練習せんとなぁ。。。

ネズミめ!

数日前からこども店長はお母さんと一緒に千葉のネズミーランドに行っております。
家に帰っても迎えてくれるのは金魚しかおらず、夜は一人鍋、朝はお茶漬け。
寂しい限りです。

観察日記

先日お茶したコーヒー屋さんで瓶に入れてあった猫柳が面白いことになっていて
「ほおお」「へええ」と物珍しそうに眺めていたら、
「持って帰って良いですよ(笑)」とマスター。
飾ってあった3本全部お土産に頂いちゃいました。


すでに面白いことになっている2本は花瓶に入れて


「これから」のものはガラス瓶に入れてお店に置いております。
大切に育てて経過を観察していこうと思います。
Aマスター、ありがとうございました。

12・5 ラテアート大会のお知らせ

【以下紹介文】
東京 VS 福岡 のラテアート大会をやります!!
タイムスケジュールは
19時 予選開始(20人)
20時 上位4名本選 
個人の順位、そして東京 福岡 どっちが1位なんだ!?という
ガチンコ勝負です。
ルールなど細かいことは追ってアップしていきます。
福岡は20人募集。
場所はマヌコーヒー 舞鶴店。
出場されたい方は norikosunagaアットgmail.com (アット=@) までメールを下さい。
・お名前
・連絡先(電話番号)
・意気込み(は なくても 笑)
参加費は500円です。
福岡はもちろん、九州の熱きバリスタさん コーヒーラバーの皆さん
ふるってご応募下さい!
【ここまで】

東京組にはすごい方々がエントリーしているそうです。
迎え撃つ福岡も精鋭がずらり。
楽しみですね。
まだ空きはあるそうなので、我こそはという方は参加されてみてはいかがでしょうか。
見学だけでもOKです(たぶん)。

会場はこちら →「マヌコーヒー舞鶴店」