日記

ばり寒です

東京は、寒い((+_+))。いよいよ本番です。午前はカップテイスターズ、午後からはローストマスターズ。なんかもう緊張してきました。写真は息子からの応援メッセージ。上部が「ママとトートーとはと(さと)」で、下部が「トートーがんばって」だそう。読める、読めるぞサトミ!本番の環境対策のつもりで懐かしのTMGEのアルバムをかけながら練習していたら、そっちの方が集中できるおかしな体質になったので本番前はRemember Amstedam聞いて落ち着いて挑もうと思います。頑張ります。

飲むといっても


風呂あがって部屋でだらだらしていたら森さんからお呼び出し。東京駅にあるJR東日本が運営するブックカフェでお茶しました。期間限定で全国のいろんなお店のコーヒーを出しています。来月からは青森の兄弟子さんのお店のコーヒーもでるそう。今は軽井沢の丸山珈琲さんのコーヒーが出ていました。すごいカップだなと思っていたら米米の石井さんプロデュースのカップ?でした。見た目より飲みやすいです。森さんはエスプレッソの審査で消耗しきってちょぼちょぼとアイスティーを飲んでいました。選手はもちろん審査する方も大変なんですね。いろいろ話してホテルのある駅に戻ってきたら改札でエラー。そういえば一度も改札出てないや。すごいな駅ナカ。すごいな東京。

疲れた・・・


泊まりはいつもの山谷、ではなく今回は会場近くのアパホテル。大浴場は疲れとれます。露天もあって極楽。風呂上がりは駅前の露店で買ったトコロテンと風邪シロップを薄めたような不思議な飲み物。当然合わない。嗚呼、ビール飲みたい。。。

いよいよ始まりました


年に一度のコーヒーの祭典。バリスタチャンピオンシップの会場は大盛況。毎年観客が増えてる気がします。人多すぎて近寄れません。と言っても私は受ける生産国セミナーやワークショップがつまってるのでチラミのみ。今日はルワンダやコロンビア各地を旅します(“⌒∇⌒”)

行ってきます

明日よりSCAJカンファレンス出張のためお休みさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけします。

普段店は休みでも何かしら仕事はしていますので
本当にまるまる3日休むとなるとひと月が20日くらいしかない感じで、
本当に倒れそうですがそんな中でもカップテイスターズの居残り練習はしていました。

自分で出す練習問題にどれほどの効果があるかわからないけど、90セット。
今出発前最後の練習を終えました。
100本の予定だったので残り10本東京のどこかでします。

24カップ×数啜り×90セット。
閾値トレも含めると1万啜りくらいしてる気がしますが
惰性で吸う事がひとつもなく一啜り一啜り吸う意味、
使う意識の方向を考えながら大切に、集中して味を見ることができました。
効果はともかく掴んだものもあります。

毎度のことで本番はどうせ体調最悪でしょうから
最初からあまり体調に左右されない方法でいこうと考えています。
集中さえできれば風邪ひこうが手震えて液体掬えなかろうがなんとかなる気がします。

ずっとこの競技がある意味、参加する意味を考えながらやってきました。
ぼんやりですがほんの少しだけ見えてきた気がします。
結果はどうであれ、本番で何かを見つけ、うまく考えをまとめて
私の「みる」世界をお客様の「感じる」おいしさの世界につなげていければと思っています。
がんばります。

フレッシュな「生」のパナマゲイシャ


入荷しました!

というのは嘘です。
ブドウです。
なんとかローヤルというアメリカの品種だそうです。
最近はブドウもいろんな品種がどこでも簡単に、しかも安く手に入るようになりましたね。
昔は巨峰とマスカットとデラウェアとベリーエーの四択だったと思うのですが。
どれもそれほど好みの味ではなかったので
ブドウ自体買って食べる事はありませんでしたが最近は好んでよく食べます。

味わいも本当に様々で食べ比べが面白いです。
今日食べたこれはブドウと言うよりストーンフルーツ、
酸味が強くてまるでスモモのような味わい。
果物は甘いものより酸っぱいものが好きなのでこれはかなりのヒットです。
これだけ様々な味わいがあるとコーヒーの表現に
「ブドウのような」なんて軽々しくは使えませんね。

それにしても最近はこの様な長粒種(?)を良く見ます。
どれも大抵サクサクと皮ごと食べられます。
そして種もありません。完璧すぎてなんか空想科学に出てくる果物みたい。
これ食べてるとやっと21世紀が来たって気がします。

ブドウはたいてい房単位で売られてて房単位で食べるものですが、
房の先端部分と根元部分では粒ごとの熟度が違うんですね。
面白いです。

そしてもっと面白いのは同じひと粒の中でも根元と先端で熟度が全然違うこと。
味も先っぽと真ん中、根元で全く違います。
これは切り分けてまとめて食べると良くわかります。
この特性(?)って普通の丸い品種でも同じなのでしょうが、
長粒種の方が差が大きく、良くわかる気がします。

このひと粒の中での熟度の違いはコーヒーの実にも当てはまるのかなあと思ってみました。
ひと粒の中で未熟や完熟が混ざってる?完熟豆の先端部分は微妙な過熟?
パカマラやパナマのゲイシャ、他にもロングベリーと呼ばれる
細長系の品種は特徴的なコーヒーが多い気が。
カップで検証しようと細長い豆を半分に切って集めた時点で
どっちが根元側、先端側かがわからず挫折
まあ、焼き色からみても大きな熟度の違いはなさそうなので気のせいでしょう。

ブドウ同様コーヒーの世界も品種改良が盛んです。
いずれ「種無しコーヒー」もできるかもしれませんね。
イグノーベル賞もの。ギシルがたくさん作れます。

退院しました

体調不良で一ヶ月ほど入院していた彼が治療を終えて帰ってきました。


彼。

しばらくエスプレッソ関係のメニューが消えていましたが休み明けに復活します。


ピンチヒッターで登場したサエコのオデアゴーです。
連続抽出が苦手で業務用に使うにはやや荷が重かったのですが
ご家庭やオフィス、ショールーム等にはおススメの良い機械です。

ボタン一つで挽き立てコーヒーが楽しめます。

もちろんカフェラテも。

新品からほとんど使っていない(10杯程度)のですが
置いておく場所がないため半額以下でお譲りします。
現品限りですのでご希望の方はお早めにお問い合わせください。

コーヒー教室

週末は積水ハウス様主催のイベントのお手伝いで
デザインハウスにてコーヒー教室をさせていただきました。


2時間睡眠でおかしなテンション。
広い会場だったので声張り上げています。

積水ハウス様はオーナー向けに定期的に様々なカルチャースクールやワークショップを開催しております。
そのどこもが盛況だとお聞きして、それだけ積極的に豊かな生活を送りたいという
意識の高いお客様が多いんだろうなと思いました。
実際こういった招待系のイベントではそこまで乗り気ではない参加者も少なくはないのですが
今回参加された方は皆様非常に熱心でコーヒーに対する意識の高さにも驚かされました。


打てば響く、で自然と説明にも熱が入ります。

午前の部、午後の部ともにほぼマックス、40名近くの方にご参加いただきました。
蒸し暑い中本当にありがとうございました。

3年ほど前からコーヒー教室を継続して行わせていただいておりますが
年々コーヒーに対する関心の高まりを実感します。
先日「日本人一人当たりのコーヒーにかけるお金が増えている」という報道がありました。
背景には不況の影響下で外ではなく家の中での事にお金を使う「引きこもり消費」や、
長い「倹約疲れ」から手の出せる気軽な贅沢を楽しもうという気運の高まり、などがあるそうです。
それはそうとしても積極的に生活を楽しみたいと考えている方々の頭の中に
「コーヒーで」というキーワードがあるのが嬉しいです。
多くの方が何となく「コーヒーがある生活は良い」と思ってくれている事だと思います。

ただ、そのわりにはまだまだコーヒーのある生活は世に浸透していないと感じています。
理由は色々とあるのでしょうが、なんとなく
「コーヒーは難しい」「コーヒーは面倒くさい」
という思いから二の足を踏む方も多いのではないのでしょうか。

これをとっぱらってしまいたい。
コーヒーは良いよ、良いよ、だけでなく、
「コーヒーは簡単で、面倒くさい事なんかない」
という事の普及も大切だと個人的には考えています。
そのためのコーヒー教室です。

「コーヒーのある生活」は本当に豊かで楽しいものです。
こればっかりは口で説明するのは中々難しく、体感していただくしかありません。
インターネットが完全に普及する前、多くの方は
「便利なのはわかるけど自分は今のままで十分間に合ってる。
それにほら『なんか面倒くさいし』」という思いを持っていました。
今では多くの方が「インターネットがある生活」の方を選んでいます。
今のコーヒーもその状況に似ている気がします。
いずれもっともっと多くの方にコーヒーがある生活が浸透していけばと思っています。

あまりにホームコーヒーを推進しているとカフェや喫茶店の方に怒られてしまいますが
私自身はまず多くの方の生活の中にしっかりと上質なコーヒー(スペシャルティという意味ではありません)
を取り入れてもらえれば、外でも必ずおいしいコーヒーを飲みたいと思ってもらえると信じています。
缶コーヒーやコンビニで売っているソフトドリンクでなく、
きちんといれたレギュラーコーヒーを選んでもらえる、はず。
巡り巡って業界全体のためになる思っておりますのであまり目の敵にしないでください(願)。

皆様の豊かな生活のために、コーヒーができる事はたくさんあると思います。
これからも「コーヒーのある生活」の普及のために
お店の運営とは別にライフワークとしてコーヒー教室は続けていきたいと思っております。
その場を与えていただければ全力でお応えします。
出張での教室にも対応いたしますので気軽にお問い合わせください。

僕らラジオ異星人

ご無沙汰しております。
最近てんやわんやでテンパっておりました。
夏バテ気味でもありました。

一昨日の話ですがKBCラジオの「パオーン」という番組にちょこっと出していただきました。
僕らの世代は小学校高学年~中学校にかけて聞いていた伝説の番組です。
「超心理学コーナー」が怖すぎて眠れない日々を送った子は多いでしょう。
大人になって番組が復活した事に喜んでいたのですがまさか出していただけるとは。
本当に光栄です。

出演したのは番組内の15分ほどのコーナーでしたが
「生」沢田さん、らぶ子さん、にしおかすみこさんに緊張して
あわあわなっているうちにあっという間に終わってしまいました。

生放送というのもあるのでしょうが
たっぷり時間をかけるテレビと違ってラジオってほんとにトントン拍子なんですね。
事前の打ち合わせも番組直前の5分くらいだし、
「ライブ感」たっぷりでジェットコースターに乗っているようでした。
生なので自分の狼狽ぶりは確認できない、それがまた良いですね。

ミーハーに家族と写真をとってもらいました。

ばっちり「サイン盛り」いただきましたよ。
にしおかさんのサインには「このブタ野郎」と書かれていました(喜)。

収録が終わってから夜店に戻り、
焙煎をしながらラジオを聞いていると
レックコーヒーのI君が出ていて驚きました。
特異日でしょうか。
こんな事ってあるんですね。

I君は良い声で自店についてずいぶんと落ち着いて話していました。
ああ、僕もこんな風にしゃべりたかったなぁ・・・と時間差で凹む
それにしても、彼はFM、僕AM、きっちりキャラクターを反映しているような気がしておかしかったです。