日記

2018年最後の焙煎

昨日が年内最後の通常営業で今日は売り尽くし。

予定にはありませんでしたが、少し追加の焙煎をして今年の焙煎を終えました。

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一年の計

一年の計

本当は元旦にするべき事なのでしょうが、正月はたいてい何も考えずに、食べて飲んでだらだら過ごしています。仕事始めの4日になってコーヒーの焙煎をしながら今年はどういう年にしたいかを考えてみました。

・情報の発信をしたい

毎年言ってます。ここ数年、インプットされたものは色々とありますが頭の中にごちゃごちゃになって入っている状態なので、それらを整理するためにもたまに外に出していく必要性を感じています。このブログや他のメディアなどでもお店の事やコーヒーの事、また焙煎について、できれば読んでくれてる方にとって有益な情報をもう少し発信していけたらと思っています。

・英語を頑張りたい

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2016年

モカに始まりの出版イベントにて

こんにちは。年が変わって日が経って、「2017年」にもだいぶ慣れて来ました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

おかげさまで年末年始にかけては忙しくさせていただきました。ありがたいことです。慌ただしい日々の中、コーヒーには集中出来ていたのですが、それ以外ではどこか気持ちが付いていけてない状態が続いていました。

最近になってようやく少し落ち着いてきたので、今年(今後?)の目標や計画などについて考え出しています。
その前に昨年の事を整理したいと思います。

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石の果実?

こんにちはフクマメ店長です。


9月に入りました。
ここ数日福岡は涼しい日が続いています。
スーパーの果物コーナーにネクタリンが並んでいたので反射的に手に取りました。
実は一番好きな果物です。(二番目は紅玉、三番目はグレープフルーツです)
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Bonavita

ドリップ抽出で一番大切なのは正確なお湯のコントロールです。
そのお湯を注ぐポット、リバレインモール店ではbonaVITAを使っています。


白木原店で使っているユキワのポットに比べると、プアな外観や細かな注湯のコントロールがやりにくく慣れが必要だったりと残念な部分もありますが、その弱点を補って余りある、設定値に湯温をキープする機構がとても便利で重宝しています。

しかしこの機構、毎日使っていると次第にブツブツ電源が切れたり、デタラメな数字が出だしたりしてうまく機能しなくなってくる事があります。
温度管理のできないBonavitaなんてクリープの無いコーヒーのようなもの。
(とコーヒー屋が言うと話がややこしく・・・;)
とにかく、そのままだとこのポットの価値はだいぶ下がってしまいます。
そんな時はメラミンスポンジを突っ込んで裏の端子をゴシゴシ擦りましょう。

うまくいけば症状が回復して元どおり快適に使えるようになります。
嬉しくて、「ボナヴィータ!!」と叫びたくなります。
(言葉の意味はよくわからんが)

※作業は自己責任でお願いします。

福岡良いとこ。コーヒーのうまいとこ。

現在発売中の「BRUTUS No.822」に豆香洞コーヒーも取り上げていただきました。
コーヒー特集ではなく旅の特集で、というのが個人的には嬉しいポイントです。
今回一緒に取材を受けた福岡のコーヒーマン達とは
「福岡はいつか世界中のコーヒーラバーが集まるコーヒーの町になる」
という理想(妄想?)を胸に、開業前から切磋琢磨し続けてきました。
その夢は未だ道半ばではありますが、福岡は元々あった数々の名店に加えて、
私たちがお店を始めた頃と比べても新しく素敵なコーヒーショップがどんどん増え、
本当にどこにいっても美味しいコーヒーが飲める街になりつつあります。

福岡は色々な魅力を持った良い街です。
今も国の内外から多くの観光客の方に来ていただいていますが、
来福の目的の一つに「コーヒーを飲みに」も加えてもらえるようになると嬉しいです。

私たちは私たちで、地元の地域の方々に
「いつも普通に美味しいコーヒー飲んでるよ!」
と胸張って他所の方に自慢してもらえるくらいに良いものを提供していかないといけません。
いつか、世界に名だたるコーヒーの街ーそんな街のコーヒー屋、になれるよう、
もっともっと、頑張っていきたいと思います。

謹んでお見舞いを申し上げます

この度の地震では多くの方からご心配をいただきありがとうございました。
私どもの住む地域もかなり揺れはしましたが大きな被害もなく無事に過ごしております。
震源に近く甚大な被害が出た地域には親戚や知り合いも多くいます。
未だ強い余震が続いている事もあって私たちも心配しております。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げると共に、
一日も早い災害の収束と復旧を祈っております。

●●まみれ


隔週木曜の定休日は焙煎機のメンテナンスの日でもあります。


焙煎機は裏まで全てバラして分解清掃します。
焙煎所の方にあるこの機械は、ひとつひとつのパーツがとても大きく重いので、
一人でメンテナンスを行うのはまず不可能です。
つまりこの焙煎機を使う以上、一人で営業するのは無理と言う事です。
(二人でも、小柄な方や女性だけだと厳しいかもしれません)

お店で使用する焙煎機の選択について相談を受ける事があります。
最近は女性からの相談も増えてきました。
釜の大きさ(容量)はとても重要ですが、どんな機械だってとりあえず豆は焼けるので、特にこだわりが無いのであれば色でも形でも名前でも、自分が気に入ったものを選んで間違いは無いでしょう。
ただ、このメンテナンスの事だけはきちんと考えておいた方が良いと思います。

煙道(取り回しや煙突)も含めた定期的な焙煎機のメンテナンスは大切な味作りの一部です。
焙煎量が増えてくると隔週の掃除でも間に合わなくなってきます。
感覚としては、目茶苦茶忙しい中、毎週毎週営業時間外にバイクや車をバラして洗浄して組み立てているような感じです。
どうでしょう。これは、機械が好きでも嫌いでも、どれだけ苦手だろうが、豆を焼くなら必ずやらないといけない作業です。

メディアの影響からか、コーヒーの焙煎に何となく、ふわっと憧れている方が増えてきているような気がします。
その事自体は喜ばしい事ではありますが、焙煎室は冬暑く、春と秋はもっと暑く、夏は死ぬほど暑く、(たまに死ぬ)中々過酷な環境です。
そしてこのメンテナンスという重労働。
焙煎士とは汗や煤や粉や油等、一年中何かにまみれているような仕事です。
1日燻されて、仕事帰りには髪や服や体から鰹節のような妙な匂いもするでしょう。
それなりにやりがいはあるものの、けしてスマート仕事ではありませんので、お気を付け下さい。