店づくり

持続可能性

皆様のご愛顧、ご支援ののおかげで本日豆香洞コーヒーは
無事一周年を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

休みを利用して豆香洞の心臓部、一年間頑張ってくれた焙煎機を
生みの親でもある大和鉄工の岡崎さんに見ていただきました。

一年間で1000回近く焙煎をしました。
項目別に、1回・5回・10回・30回・100回・500回と
焙煎回数を目安にして日々掃除やメンテナンスを行っています。
それでも一年たてばネジが緩んだり、油が切れたり、
また気が付かないところに汚れがたまったりといろいろあります。
チリも積もれば、ではないですがたった1年の「使用感」も
10年20年たてばかなりのものになります。

壊れない事は当然でそれ以上に味の再現性、
細かな味作りのために機械のパフォーマンスの維持が
コーヒー屋にとっては大切な事となります。
日々のメンテナンスを欠かさないこと、
そのために機械を良く知る事の重要性を再認識させられました。

幸い(?)うちの子はぐずる事が多く、
しょっちゅうオトーサンに来てバラして診てもらっており
おかげで私も機械の構造の勉強、焙煎機に対する理解も深めることができ
助かっております。いや、これはほんと、嫌味ではなく(笑)

明日から2年目がスタートいたします。
昨日より今日、今日より明日、より良いコーヒーを作り続けていけるよう
心・技(機械)・体のメンテはきっちり行っていきたいと思います。

マイナーチェンジ2

喫茶のお客様だけではなく、豆の受け取りや、お会計でお待ちのお客様のために
レジ前の椅子をちょんと腰掛けやすいベンチに換えました。
新聞等を置いてた台も一回り大きくなり、雑誌の数も増えました。

マイナーチェンジ

早いものでお店がオープンしてもうすぐ一年になります。
ささやかながら日頃のご愛顧への感謝セール、プレゼントを企画中です。
どうぞお楽しみに。
先日店内を少し模様替えして4人がけの席が一つ増やしました。
喫茶のお客様には今まで以上にゆったりとくつろいでいただける事と思います。

自己分析

商売をするとなると仕入れや製造販売、販促から、カフェの運営等やらなくちゃいけない事が山ほどあります。
一人ですので基本的には何から何まで全部自分でやらないといけまないのですが
体は一つ、時間は有限、能力差はあれど一人でやれる事には限界があります。
そして私はその限界値が極端に低い(苦笑)

やれること、やらねばならぬこと。
ロースターズカフェ運営のパラメーター振り分けの理想はこんな感じでしょうか。

自営業ですから、何はなくともまず「経営」ができないといけませんね。
その上で他の全ての重要な事をバランスよくこなしていかなくちゃです。

なのに。だのに。
私の頭の中ってこんななんです。

ほとんどコーヒー作る事しか・・・;

そして実際にやってる事といえば

こんな感じ。
これが独り身のつらさ。
製造関係はともかく、カフェ運営、それに雑務に追われ、
経営と販売は悲しいほどなおざりになっています。

典型的なダメ店主。
このままではいかん、いかん、イカンガー!(恥;今期2度目)
がんばってグラフを一番上のものに近づけなくちゃです。

とはいえサービスや製品の質を落とすわけにはいきません。
スキルアップ、そして無駄のカットでまずできる事を増やす。
パラメーターの絶対値を上げるわけですね。
その上で足りていない部分に振り分ける。

経営とそれを下支えする販売の強化。うん。
よし、がんばろう。

・・・と、いつも思うのですが。
そこに性格上の大きな壁が立ちはだかるのです。

つづく

良いカランコロンあり□


うちのお店のドアは大きな割に開閉音が小さくて
作業中なんだか気配を感じて振り返ると
いつの間にかお客様が入店されていて、
それどころか着席までされていたりして、
心臓が飛び出しそうになった事が何度もあります。

さらにそれを知ってかお店なのにわざわざノックして入ってくるなど
お客様にも変に気を使わせてしまっていました。

そんなこんなでずっと要るなと思い探してましたが
先日友人に良いのがあると教えてもらい購入。
昨日やっと取り付けました。

うちでは「カランコロン」と呼んでいますが
こういうのって何と言うのでしょう。ドアベル?

もともとは風鈴なので「カラン、コローン」ではなく
「リン、リーン♪」と高く澄んだ音が鳴ります。

まだまだ暑い日が続きます。
涼しげな音を楽しみにお店に遊びにいらしてくださいね(宣)

ナ、ナ、・・・ナイスなイス (;´Д`)イッテモウタ

豆香洞についに椅子が入りました

オランダのデザイナーさんの椅子ですが、その名もずばり
「COFFEESHOP CHAIR」!

うちにぴったりではありませぬか。
何の変哲もない木の椅子に見えてこれがなかなか!
その座り心地をぜひ、試しに来てください(笑)

今日はR夫妻とK上君が陣中見舞いにきてくれました。
たいしたおもてなしもできずすんまっしぇん><
これに懲りずまた遊びに来てください。

K上君に開店祝いをいただきました。(まだ開店してないけど;)

そういや数週間前唐突に
「ところで連邦派?ジオン派?」
と聞かれたあれはこのことだったのか・・・。

嬉しいんだけどさすがにこれは堂々と置いとけないので
(焙煎機を赤にした理由を勘違いされかねん;)
こっそりデスクに置いて仕事の始めと終わりの一杯に使わせていただきます。
ありがとう。

サラバ。。。

未だ溶剤の匂いの残る中、保健所の方に立ち入り検査に来てもらい
無事営業許可をいただく事ができました。


ドアに取っ手がつきました。

午後、ギャル2+赤子1が遊びに来てくれました。
豆&器具のお買い上げありがとうございます。

今日は早めにあがり奥様と二人ガンナガ本店まで
「喰い納め」に行ってきた・・・んですが、
閉店の張り紙も何も無く、お客も店員さんも店内の様子はいたって普段どおり。
「あ、ガセネタだったのね」と胸をなでおろし、前年度比10割増のインフレ替え玉と、
同じく10割増のインフレ替え肉を楽しんだ帰り際、念のため店員に尋ねると
「本店の営業は7日までになります」
ですと!ヤッパリカイ!

支店はしばらく残るみたいだけど食券やしなぁ。。。

悲しい。
何が悲しいって、これが最後の一杯ってのに
こんな時に限って「ハズレ」ひいちまった事がひどく悲しい。
7日までにもう一度行きたい。

有機は有機でも・・・

有機溶剤でございます。
トルエンたっぷり、オーガニックソルベントのお話でございます。

昨日と今日と床にシリコン(クリア)を塗ってます。
いちおう換気はしてるのですが、朝からやってると
夕方あたりから頭はパンパン、胸はドキドキ、ろれつも。。。

二日間だけでもこんな辛いんだから
これを職業にしている塗装屋さんや看板屋さんは大変だぁと
頭が下がる思いでいっぱいです。

塗ってる最中ずっと「ボジけるの『ボジ』って何じゃろ???」
と考えてましたが、ボジけた頭でいくら考えてもらちが明かないので
家に帰って落ち着いてからネットで調べるもよくわからず。

うーむ。。。
方言なんかなぁ。
出典をご存知の方いらっしゃいましたら連絡ください。

33日目  データ採り

午前中は焙煎機をばらしながらメンテナンスの講義。
高性能であればあるほどそのパフォーマンスを維持するため
日々のメンテナンスが重要になってくる。
昔からよく言われてる事ですが、
機械がどんなに進歩しようともこれは変わらないのかもしれません。

午後からは焙煎のデータ採り。

焙煎というのは突き詰めれば排気と火力のコントロールです。
火力はわりと簡単にコントロールできますが排気はそうはいきません。

多くの焙煎機はダンパー一つで排気を調節します。
シンプルで良いのですが設置状況によっては
コントロールの幅が狭くなり精度を出すのも難しく(もしくは不可能に)なります。

この機械はメインにインバーター式の送風ファンを使い
本当に細かい調整はサブのダンパーでコントロールします。
(研修で使っていたツインダンパー式とも少し違います)

機械が同じでも焙煎機と排気ダクトの設置状況によって
排気の具合は変わってきます。
他店のデータを見せてもらいましたがほんとに全然違いました。


排気量のデータを細かく採っていきます。

排気が強い「気がする」弱い「気がする」ではなく、
ちゃんと流速計という機械で排気の量と速度を計測します。

うちはかなり排気が強いそう。
良かったです。
十分な排気の引きが出るようにダクトを高く出してあります。
また最初から出せる物件を探しました。
今日のこの焙煎は2年近く前の物件探しから始まっていたのです。

ダンパー開度に加え回転数も100rpmづつ変えながらデータを採ったのですが
この機械のレスポンスの良さには驚かされます。
ピシッピシッと確実に流速のコントロールができています。
それが焙煎の精度と再現性を高めます。

計測後ハイチとインドを1キロづつ焼きました。
最適化は今日採ったデータを持ち帰って検証してもらってからになりますが、
今までに蓄積されているデータを使っての焙煎です。

昨日に続きこれが二釜目、三釜目。
「いきなり商品レベル」との事です。
「こんなの少し前にはちょっと考えにくい事」
なんだそうです。

ええ、まあ、機械のおかげです;
「この苦労知らずが!」
なんて言われそう。
そんな時は以前頂いたこの箴言を思いおこすようにしています。

  「コーヒー屋なら苦労を売らずに豆を売れ」  by 岡崎

32日目 ついに!

朝、お店に木の檻を載せた4トン車がきました。

乗っていたのは小象ではなく・・・

小型焙煎機でした

小粒ながら400㎏もある本体をみんなで持ち上げ据え付けました。
タチオさん、ゆもっち、川上君、コイデ、手伝ってくれてありがとう。
この子の生みの親、大和鉄工の岡崎さんと
私の先生、カフェバッハ指導部長の中川さんもご来福。


据え付け後早速一釜、1キロ焼きました。
記念すべき初焙煎はニューギニア。
テスト焙煎ながらこの完成度の高さには驚かされます。

兎にも角にも、これがおいらの相棒。
これから末永くよろしくお願いします!!
よっしゃーガンガン焼くバ~イ!!