報告が遅くなり申し訳ございません。
焙煎の世界大会は先日正式な順位が確定しました。
詳細も大会HPに掲載されております。
最終的な順位は9位でした。
上位入賞を期待して応援して頂いた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
選手も精一杯頑張りましたが、世界の壁は高かったです。
優勝したのはノルウェー、二位スウェーデン、三位韓国。
それぞれ素晴らしい代表ロースターの方々でした。
今回も世界大会ならではの難しさがありました。
そんな中でも各国の代表は落ち着いて目指す自分の焙煎が出来ていたように思えます。
その胆力、アドリブ力、ベースとなる焙煎スキルの高さには本当に驚かされます。
今回は選手、サポート含めて我々の完全な力負けでした。
ケアレスミスから思わぬ減点等も受けてしまいましたが、それが無くても全体として点数以上の差はあったように感じます。
残念な気持ちもはあるものの、こういった技術競技会は負けて得られる事の方が多く、
今回も技術的な部分も含め、それ以外にも私達に足りなかった事がはっきりと見えました。
競技会という特殊な環境ではありますが、中には日々の営業に通じる部分が沢山あります。
ここで明らかになった今後取り組むべき課題は自分達自身の伸びしろでもあります。
自分に期待しながらその部分を伸ばし、より良いコーヒー作りに取り組んでいこうと思います。
江口店長の気持ちはもう「次」に向かっています。
実は彼は近く独立して、新しく自分のお店を始めます。
(この事は一年以上前に決まっていて今秋開業の予定でしたが、世界大会に出ることになり少し遅れて準備を進めています)
世界大会の挑戦は彼にとって良い経験になったと思います。
今回の悔しさや、共に競い合った世界トップクラスの技術者達への敬意は今後のコーヒーマンとしての人生にとっても大きな糧となるでしょう。
きっと素晴らしいお店を作ってくれる事と思います。
「豆香洞コーヒーを上回るお店を作る」
というのが当面の目標なんだそうです。(「夢は大きく、目標は高く」と伝えていたはずなんですが。。。」)
私達も負けてはいられません。
互いに切磋琢磨を続け、より多くの方に良いコーヒーをお届けできるよう頑張っていきたいと思います。
改めまして、この度の世界大会挑戦に際し、温かい声援を送っていただいた皆様に心より御礼申し上げます。
今後の江口店長、及び豆香洞コーヒーにご期待いただき、引き続き応援、ご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。