6年目のはじめまして

豆香洞コーヒーはこのたび5周年を迎える事ができました。
これもひとえに皆様方のお引き立ての賜と心より感謝いたしております。
本当にありがとうございます。


スタッフからのうれしいサプライズ。
「バニラの実」さんの素敵なケーキです。
ありがとうございます。

5年前のオープンは昨日の事のようですが、
思えばその間に家族が二人増え、体重も、増えました。
・・・月日が経つのは早いものです。

去年の記事を改めて読み返してみました。
5年目のはじめまして

今年も気持ちも動きも全く同じ、5年前から何も変わってはおりません。
「はじめまして」と「よろしくお願いします」の気持ちを胸に
一軒一軒大切に、チラシを配っております。


表にスケジュール、裏にはポリシーを記載してます。

毎年この時期になると疲れている自分を気遣い
「効率を考えると業者に頼んだほうが良いよ」とか
「手伝ってあげる」と沢山のアドバイスや暖かい言葉を頂きます。
本当にありがたいことです。
ただ、こればかりは自分でやらないと意味がないと思うので頑固にひとり配っています。

コーヒー屋の仕事はシンプルに「美味しいコーヒーを作る事」だと思います。
ただ、この「美味しい」はお客様の心の中だけにあるものと私は考えております。

だから私達作り手は、飲み手の心をとことん知る必要があると思います。
そのためには最低限、町のコーヒー屋を目指す身としても、
自分がどんな方々に対してコーヒーを作っているのかを知っておかねばいけません。

歩いて配れる範囲に限定するのにもそれなりに意味はあります。
歩いて行けると言う事は、歩いて来る事ができるという事。
そして、歩いていける範囲内に1万数千件のご家庭があるという事実。
その恵まれた環境の中で、実際その内の何%のお家のコーヒーを任されているかと考えると、
本当にまだまだだと、情けない思いで一杯になります。
日々精進を続けていくとともに、平行してコーヒー教室等を通じて
「コーヒーのある生活」の普及にも努めていきたいと思います。

年にたった一度だけですが、2週間かけて隅から隅までくまなく町内を歩くと色々な発見があって楽しいです。
白木原という町を選んで本当に良かった、と思えます。
そして、自分が歩いた路地をお客様は逆に歩いてご来店いただいていると考えると感激もひとしおです。

「地域密着型」という言葉はよく耳にしますが、実際にどれだけ「密着」できているかは???です。
着けば離れる。テナントを借りている「余所者」が本当の意味で地域に受け入れられる事の難しさは日々感じております。
信用を得られるには10年、20年かかるかもしれませんが、
地域の方に信頼され、安心してコーヒーを任せてもらえるよう日々の、
そして毎年のこのご挨拶は続けていこうと思います。

今年も1万2500枚のチラシを準備しました。
営業が終わってから2~3時間配って回っています。
6月1日からのキャンペーンなのに今年は(も)まだ半分しか配れていません。
未だお届け出来てない地域の方はごめんなさい。
まもなく投函されると思いますので今しばらくお待ちくださいませ。
チラシは、「WEBを見た」と仰っていただければ
店頭でもお渡ししておりますので宜しくお願いします。

<追記>
不要な方にとってチラシがゴミであると言う事は承知しております。
12,500枚の9割以上、約90kgの紙くずを他人様のポストに放り込む事に対して、
後ろめたさや、商売をする事の業のようなものを考えてしまいます。
(口が裂けても「エコ」などとは言えません。。)

「チラシお断り」の所には投函しないよう心がけてはおりますが、勢いで入れてしまう事もございます。
弊店チラシが不要な方は遠慮なくご連絡ください(連絡先 092-502-5033)。
電話代を握り締め、走って回収に伺います。
お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

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コメント

  1. esumi より:

    はじめまして
    焙煎技術競技会で優勝された記事をお見かけし、「試しに…」と注文させていただいて以来、豆香洞さんの大ファンになりました。
    WEBで旅先でと、いろいろと豆を買い求めてきましたが、豆香洞さんの豆は味はもとより、その香りが際立っていると思います。豆を挽いた瞬間、「あ、豆香洞さんの珈琲だね」と家族みんながニコニコ顔に(^^)
    「家で飲んでる珈琲は世界一!」となりますことを願ってやみません。どうか世界大会頑張ってください。
    遠く島根の地より家族みんなで応援しています!

  2. フクマメ店長 より:

    ありがとうございます
    esumiさま

    いつもありがとうございます。
    コーヒーお口にあったと伺いほっとしております。
    私にとっての競技会とは、自身の至らなさを知り、
    己を伸ばすきっかけであるととらえております。

    相手があることですので、
    世界大会で勝てるかどうかは分かりませんが、
    esumiさまご一家の方々が飲まれるコーヒーの質が
    少しでも向上しますように、必ず何かを掴んで帰ってきたいと思います。

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