ブラジル、コロンビア、エチオピア・・・「ジャパン キューシュー」!

先日新聞社の企画で九州産のコーヒーをいただきました。
てっきりお土産用の珈琲粉の味を見ると思っていたら、ちゃんと生豆から焙煎してのカッピングでした。
Q州産のコーヒーを、Q州産駒のQグレーダーが、三人寄ればなんとやらで
昨年のジャパンカップテイスターズのトップ1・2に不肖の身ながら私も混ぜていただいたのです。


貴重な生豆。これは長崎産。
収穫―精選したばかりの豆を見るのは初めてです。
品種や精選方法の詳細は分かりませんが、
濃いグリーンの見た目とゾクゾクするようなエキゾチックな香りは
まんまマンデリンのナチュラルの様な感じです。
沖縄のコーヒーは品種はニューワールド(ムンドノボ?)とのこと。
水洗式でしょうか、きれいな豆です。

精製後そのままなのでハンドピックしました。
ピック率は50パーセントくらい。
通常生豆はある程度選別されて日本に入ってきますので、ここまではありません。
現地の方は大変です。


年代物の焙煎機+保険の手回し焙煎器を使いました。


そしてカッピング。
甘い!
味わいは、長崎産はスマトラナチュラルのような、アマアマ、キワキワ感。
沖縄産のものはソフトな中米系、サルバドルやニカラグアの様でした。

様々な思いから正直日本産のコーヒーを飲むのは怖かったのですが、
両方とも全く違う個性を持つ、印象的で素敵なコーヒーでした。
同じ日本で、九州で、ここまで香味が違うとは不思議です。
「ジャパン」と一括りには出来ない個性。
驚くと共に「テロワール」について色々考えさせられました。

とにかく感動の体験でした。
取材後も3人興奮冷めやらず、3時過ぎまで語っていたのです。
これほど貴重で素晴らしい機会を与えてくださった朝日新聞の西様、珈琲美美の森光様、珈琲蘭館の田原様。
本当にありがとうございました。

記事は6月26日の朝日新聞の夕刊に載るそうです。
※夕刊は24日の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

LINEで送る
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

SNSでもご購読できます。

コメント

  1. XYZ より:

    田原さん
    うちは朝日新聞を購読しています。25日の朝刊に田原さんの記事が載ってて、最後に後藤店長のコメントもありました。ますます、今日の夕刊が楽しみになりました。長崎や沖縄産のコーヒーってどんな
    味なんだろう???飲んでみたいです。

  2. フクマメ店長 より:

    ありがとうございます
    すみません;
    夕刊は24日の間違いでした。。。

  3. XYZ より:

    Unknown
    わかりました!24日ですね。

  4. XYZ より:

    ホットな珈琲愛!!
    大分県民の私は、朝日新聞の今朝の朝刊でこの記事を読むことができました!(正直、今朝は新聞開いておどろきました。)
    コーヒーを栽培する人、そして焙煎するコーヒー職人。皆さん、情熱を傾けていらしゃる!!
    九州の熱さが伝わってくる、ほんとに良い記事でした。寿古珈琲と名護珈琲、九州産のコーヒー、飲んでみたいです。

コメントを残す

*