フレッシュな「生」のパナマゲイシャ


入荷しました!

というのは嘘です。
ブドウです。
なんとかローヤルというアメリカの品種だそうです。
最近はブドウもいろんな品種がどこでも簡単に、しかも安く手に入るようになりましたね。
昔は巨峰とマスカットとデラウェアとベリーエーの四択だったと思うのですが。
どれもそれほど好みの味ではなかったので
ブドウ自体買って食べる事はありませんでしたが最近は好んでよく食べます。

味わいも本当に様々で食べ比べが面白いです。
今日食べたこれはブドウと言うよりストーンフルーツ、
酸味が強くてまるでスモモのような味わい。
果物は甘いものより酸っぱいものが好きなのでこれはかなりのヒットです。
これだけ様々な味わいがあるとコーヒーの表現に
「ブドウのような」なんて軽々しくは使えませんね。

それにしても最近はこの様な長粒種(?)を良く見ます。
どれも大抵サクサクと皮ごと食べられます。
そして種もありません。完璧すぎてなんか空想科学に出てくる果物みたい。
これ食べてるとやっと21世紀が来たって気がします。

ブドウはたいてい房単位で売られてて房単位で食べるものですが、
房の先端部分と根元部分では粒ごとの熟度が違うんですね。
面白いです。

そしてもっと面白いのは同じひと粒の中でも根元と先端で熟度が全然違うこと。
味も先っぽと真ん中、根元で全く違います。
これは切り分けてまとめて食べると良くわかります。
この特性(?)って普通の丸い品種でも同じなのでしょうが、
長粒種の方が差が大きく、良くわかる気がします。

このひと粒の中での熟度の違いはコーヒーの実にも当てはまるのかなあと思ってみました。
ひと粒の中で未熟や完熟が混ざってる?完熟豆の先端部分は微妙な過熟?
パカマラやパナマのゲイシャ、他にもロングベリーと呼ばれる
細長系の品種は特徴的なコーヒーが多い気が。
カップで検証しようと細長い豆を半分に切って集めた時点で
どっちが根元側、先端側かがわからず挫折
まあ、焼き色からみても大きな熟度の違いはなさそうなので気のせいでしょう。

ブドウ同様コーヒーの世界も品種改良が盛んです。
いずれ「種無しコーヒー」もできるかもしれませんね。
イグノーベル賞もの。ギシルがたくさん作れます。

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