エチオピア産コーヒーについて

昨春の出来事で今まで何度も取り上げられていたので
今さらと言えば今さらなのですが、新聞記事の影響でしょうか
昨年末から店頭でエチオピアのコーヒーに関して
多数のお問い合わせをいただいております。

直近の新聞記事
『独特の酸味と甘酸っぱい香りで、コーヒー通に人気の「モカ」が、
半年以上も前から国内にほとんど輸入されなくなっている。(中略)
残留農薬が基準値を超えて検出されたためで、輸入再開のめどはたっ
ていない。異変の原因は、国内に出回るモカの98%を占めるエチオ
ピア産の生豆から昨年4月以降、国内で使用が禁じられている4種類
の農薬が、相次いで基準値を超えて検出されたため。業界団体の全日
本コーヒー協会が現地入りして調査したが、農薬汚染の原因は不明で
多くの商社が輸入を手控え、その後の輸入量は前年の数%程度にとど
まっている』

当店使用のエチオピア産コーヒーに関しましては厳しい(厳しすぎる?)
日本の輸入基準をクリアしたもののみを仕入れ使用しておりますので
どうぞご安心ください。

この件と関連して使用する豆のグレードが「G1」から「G2」に変わりました。
規格の基準は『欠点豆の混入率』です。
G2の方が欠点豆は多くなりますが、もともと当店は丁寧なハンドピックにより
欠点豆は全て取り除いて販売しております。
G2とはいえG1と同様の繊細でクリアな味わいを
楽しんでいただけると思いますのでこちらもご安心ください。

この件においては日本の珈琲屋さんはかなり
フラストレーションが溜まった事かと思います。
私も言いたい事がないわけではないですが
今さら蒸し返してもしょうがないので。。。

「モカ」と言えば当店にはイエメン産のモカマタリもございます。
というよりも、こちらを「モカ」として販売しております。
エチオピアもイエメンも在庫はまだありますが
流通量がかなり限定されているのでいつ切れるかはわかりません。
まあ無くなったら無くなったでしょうがないです。
モカ好き、エチオピア好きの方に他の魅力的なコーヒーを紹介する良い機会と思うことにします。

私にとって「エチオピア」と言えば断然→エチオピア←大好きです

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