おめでとうございます

今年は実用書ばかりであまり小説は読んでないのですが
そんな中読んだ小説の一つ伊坂幸太郎さんの
「ゴールデンスランバー」が今年の本屋大賞に選ばれた模様です。

伊坂さんは好きな作家さんですが、個人的に
「東京タワー」が受賞してからというもの本屋大賞どうなんだと思ってたり、
この作品自体やるせなさからくる、モヤモヤな読後感が
あまり好みじゃなかったりしたので、
そのニュースを聞いても「あ、そうなんだ」って感じです。

それよりもついにメジャーなの取っちゃったってのが何だか寂しい。
この感覚はホークスが初優勝した時の
嬉しいっちゃ嬉しいけど・・・ってのと同じかもしれません。

実力はもちろん誰もが認めるところだし
人気や知名度も十分すぎるほどあるんだから、
このまま何の賞も取らずノミネートキング道を突っ走り、
無冠の帝王を目指して欲しかったと思うこの勝手な、歪んだファン心理。

しかし、振り回されるだけ振り回されてた事に対する皮肉なのか
「一位になるのはなれてませんので・・・」
という自嘲気味のコメントには笑わせてもらいました。
やはりセンス良いですね。

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