合組

NHKのプロフェッショナルという番組で茶師の前田文男さんが紹介されていました。
当たり前かもしれませんが、お茶屋さんの仕事とコーヒー屋の仕事には相通ずるものが多いなとあらためて思いました。

合組、いわゆるブレンドの仕事もそう。
 「ストレートの欠点を補い長所を伸ばす」
言うは易し、の本当に難しい仕事でこれは一生勉強し続けないといかんと思っています。

ブレンドの難しさは単純な足し算ではなく、引き算、割り算、たまに掛け算であるということ。
それと、煎り具合や配合の割合など数字ばかりが出てくるけど
最終的にはかなり主観的な感性の領域の話であるということです。
極みに達するには料理や絵や写真等コーヒーとは直接関係ない勉強も必要になってくるはずです。

ブレンドにはお店、ブレンダーの思想が如実に現れます。
私は先生のお店、コーヒーの「カフェバッハ」とお茶の「一保堂」、
そこに共通する(気がする)ブレンド哲学に感銘を受け共感しています。
目指すところでもあります。
勘違いかもしれないし言葉にすると違った意味にとられるかもしれないので
それが何かは書きませんが、いわゆるスペシャルブレンドとは別のものです。

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