コーヒー教室

週末は積水ハウス様主催のイベントのお手伝いで
デザインハウスにてコーヒー教室をさせていただきました。


2時間睡眠でおかしなテンション。
広い会場だったので声張り上げています。

積水ハウス様はオーナー向けに定期的に様々なカルチャースクールやワークショップを開催しております。
そのどこもが盛況だとお聞きして、それだけ積極的に豊かな生活を送りたいという
意識の高いお客様が多いんだろうなと思いました。
実際こういった招待系のイベントではそこまで乗り気ではない参加者も少なくはないのですが
今回参加された方は皆様非常に熱心でコーヒーに対する意識の高さにも驚かされました。


打てば響く、で自然と説明にも熱が入ります。

午前の部、午後の部ともにほぼマックス、40名近くの方にご参加いただきました。
蒸し暑い中本当にありがとうございました。

3年ほど前からコーヒー教室を継続して行わせていただいておりますが
年々コーヒーに対する関心の高まりを実感します。
先日「日本人一人当たりのコーヒーにかけるお金が増えている」という報道がありました。
背景には不況の影響下で外ではなく家の中での事にお金を使う「引きこもり消費」や、
長い「倹約疲れ」から手の出せる気軽な贅沢を楽しもうという気運の高まり、などがあるそうです。
それはそうとしても積極的に生活を楽しみたいと考えている方々の頭の中に
「コーヒーで」というキーワードがあるのが嬉しいです。
多くの方が何となく「コーヒーがある生活は良い」と思ってくれている事だと思います。

ただ、そのわりにはまだまだコーヒーのある生活は世に浸透していないと感じています。
理由は色々とあるのでしょうが、なんとなく
「コーヒーは難しい」「コーヒーは面倒くさい」
という思いから二の足を踏む方も多いのではないのでしょうか。

これをとっぱらってしまいたい。
コーヒーは良いよ、良いよ、だけでなく、
「コーヒーは簡単で、面倒くさい事なんかない」
という事の普及も大切だと個人的には考えています。
そのためのコーヒー教室です。

「コーヒーのある生活」は本当に豊かで楽しいものです。
こればっかりは口で説明するのは中々難しく、体感していただくしかありません。
インターネットが完全に普及する前、多くの方は
「便利なのはわかるけど自分は今のままで十分間に合ってる。
それにほら『なんか面倒くさいし』」という思いを持っていました。
今では多くの方が「インターネットがある生活」の方を選んでいます。
今のコーヒーもその状況に似ている気がします。
いずれもっともっと多くの方にコーヒーがある生活が浸透していけばと思っています。

あまりにホームコーヒーを推進しているとカフェや喫茶店の方に怒られてしまいますが
私自身はまず多くの方の生活の中にしっかりと上質なコーヒー(スペシャルティという意味ではありません)
を取り入れてもらえれば、外でも必ずおいしいコーヒーを飲みたいと思ってもらえると信じています。
缶コーヒーやコンビニで売っているソフトドリンクでなく、
きちんといれたレギュラーコーヒーを選んでもらえる、はず。
巡り巡って業界全体のためになる思っておりますのであまり目の敵にしないでください(願)。

皆様の豊かな生活のために、コーヒーができる事はたくさんあると思います。
これからも「コーヒーのある生活」の普及のために
お店の運営とは別にライフワークとしてコーヒー教室は続けていきたいと思っております。
その場を与えていただければ全力でお応えします。
出張での教室にも対応いたしますので気軽にお問い合わせください。

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コメント

  1. fukuiのhosono より:

    コーヒーの役割
    コーヒーで世間にどう役立てるか。
    永遠の模索テーマになりそうですね。
    長い歴史のなか、いまだに断定できることが無いのもコーヒーの魅力の一つなんでしょうか。

  2. フクマメ店長 より:

    ですね
    世間の役にたつ、という妄想、思い込み、勘違いがやはり一番のエネルギーになりますね。
    これはどんな職業でもそうでしょうが。それとともに、原料は供給過剰、国内はオーバーストアという業界に参入していくわけだから「コーヒーに対して何ができるか」という事もテーマとして持っておかねばと個人的には考えています。

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