おうちコーヒーが増えている?
こんにちはフクマメ店長です。
少し前になりますが
「テレワークや外出自粛の影響で家庭でのコーヒー消費量が増加か?」
といったニュースを見ました。
たしかに豆の注文は以前より増えていますし(喫茶が壊滅的な中、ありがたい事です)、私も妻も最近は自宅にこもって仕事をしたり子供の勉強を見てあげたりしていて、その間ずっとコーヒーをがぶ飲みし続けており、わが家のコーヒー豆の消費量も大変な事になっています。感覚的には先のニュースはあながち間違ってないような気がします。
ご家庭のコーヒーをおいしくするのもコーヒー屋の使命
コロナウイルスが社会に与えている影響は本当にじん大です。一日でも早く収まってほしいと願ってはいますが、終息にはまだまだ時間がかかりそうです。
私たちコーヒー屋に出来ることはかなり限られていますが、コロナ禍が収まった後にまた人たちが集まって落ち着けるような場所を残したり作ったりするものひとつでしょう。
それに加えて今は、多くの方が過ごされているご家庭でのつらい我慢の時間、それを少しでもましなものにする、その手助けをする、という事が大事だと考えています。
先日 ‘家でおいしいコーヒーを淹れるコツ’ というテーマで取材を受けました。(もちろん三密に注意しながらライターの方とマンツーマンで)
短い時間ではありましたが久しぶりに人と会って、コーヒー教室的な事をやらせていただき、とても楽しかったです。おうちコーヒーに対する自分の考え方が以前と比べて少し変わってきていることに気付けたのも収穫でした。
1番は豆選び。その次に大事なのは「グラインド」
そこでも少しお話ししたのですが、ご家庭でコーヒーを入れる際に一番手っ取り早く「おいしさ」をアップする方法は「豆で買ってきて入れる前に粉に挽く」という事です。
コーヒー教室などで主にお伝えしているのは、お湯の温度や粉の分量、水の硬度など、いくつかの「数値にこだわりましょう」といった事だったり、「練習して良いお湯の注ぎ方が出来るようになりましょう」とかだったりで、たしかにそうする事で「おいしさ」が確実に上がるには上がるのですが、そのひとつひとつにこだわって上がるおいしさって、全体を100としたときにせいぜい10とか20くらいなものです。水にいたっては頑張って5くらい。
これが、
「淹れる前に豆を粉に挽く」
と、ただそれだけで30から40、場合によっては70くらい上がります。
究極のおいしさをもとめるなら水にまでこだわる必要はあるし、どこまでやるかは個人の自由ですが、効率を求めるなら順番として水は最後。まずは「ミル」です。
豆は挽ければすりこ木でもミルサーでもなんでも構いません。(それでもおいしさは10や20上がります)
ただ、ミルはコーヒー器具の中で一番費用対効果が高く確かな道具です。良いものを使えばその分だけちゃんとおいしさは上がってくれるので、余裕があれば出来る限り良いものを使う事をおすすめします。(「これでコーヒー器具一式揃えてこい」と私がお金を渡されたらその予算のほぼ100%を全力でグラインダーにつぎ込みます)
グラインダーひとつでおうちコーヒーの世界は変わります。
信じるか信じないかは、あなたしだい。
おすすめのグラインダー
お店でも店頭やオンラインショップでおすすめのグラインダーを販売しています。業務用から家庭用まで、今まで数十種類のグラインダーを試してきた中で性能と価格のバランスが良いものを選んでいくつか紹介しています。(下にリンクを貼っておきます)
現在販売している電動グラインダーは今はこの2機種です。
どちらも上級機でそこそこ値は張りますが、使い勝手や性能と価格がうまくバランスされた良い機械です。もし今良いミルやグラインダーをお持ちでない方でしたら買ったその日からしあわせになれると思います。
送料無料で今ならコーヒー豆もついてきます。
迷われている方はぜひ。
※豆香洞コーヒーウェブショップでは引き続き、
ご近所の方でも自宅から安心して豆をご購入していただけるよう、
福岡県内の送料を200円(通常500円)に変更してお届けさせていただいております。
どうぞ気軽にご利用ください。