フェアな大会

ハンドドリップの技術を競う「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ(以下JHDC)」という競技会があります。私は10年以上選手やジャッジ、運営として関わらせていただいています。

JHDCは日本でお店や家庭で広く行われているコーヒーのハンドドリップ、その文化の普及や技術向上を目的として行われている競技会です。

純粋にハンドドリップの抽出技術を競う事を目指して運営されており、選手は大会側が指定した豆(浅煎りから深煎りまで色々)、指定された器具(一般的に使われているほとんどのドリップ器具やポット、ペーパー等)、指定された水(会場で提供される水)以外の物は使えません。そのため、すべての選手が限られた、同じ条件のもとでその技術を競いあう事になります。

タイマーやスケール、温度計など抽出に必要な物などもすべて大会側が準備するので「誰でも、気軽に、手ぶらで」参加する事が可能なカジュアルな大会です(実際にプロのコーヒーマンから一般の方まで、年齢も10代から70代までと、本当に幅広い方が参加しています)。

フェアな審査

JHDCでは決勝の一部(プレゼン付きのフリー競技)以外、競技の大半がブラインド(誰がどうやって入れたのか分からない状態)で審査が行われます。プロやアマチュア、経歴や背景などと関係なく、いれたコーヒーの味わいだけで審査されるので誰にでも勝ち上がるチャンスはあります。

 

ドリップ競技の審査の様子。完全に情報が遮断された状態で味の審査が行われます。

JHDCチャンピオンセミナーに出よう

来月JHDCのチャンピオンによるコーヒーセミナーが神戸で開催されます。
競技会に出てみたい方はもちろん、「日本一」のドリップ技術に興味がある方はぜひご参加下さい。

・セミナー募集ページ

2024年11月14日 神戸会場 JHDCセミナー

直接申し込みたい方はこちらからどうぞ↓

11月14日JHDCセミナー第一部(午前)申込フォーム

11月14日JHDCセミナー第二部(午後)申込フォーム

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セミナー内容がすごすぎる

SCAJでは定期的にJHDCセミナーやチャンピオンセミナーを開催しておりますが、実は今回のセミナー、過去にないほど豪華な内容となっております。

詳しくはまた次回お知らせいたします。