だいぶ経ちました。。。
後半は山内先生のお話でした。
文化的、社会的な見地からコーヒーの「おいしさ」についてお話していただきました。
「焙煎は加熱調理」「抽出は盛り付け」等、
ご自身の専攻でもあるフランス料理に準えた説明が面白くて分かりやすかったです。
「コーヒーはとても社会的な飲み物である」という説明にははっとさせられました。
また流行のスペシャルティコーヒーと伝統的なコーヒーとの対比についてもお話ししていただきました。
色々な考え方や立場がある事を念頭に置かれていた様子で少し話しにくそうでしたが、
話の端々からはご自身の考えが窺えた気がします。
私も賛同する事が多かった気がします。
途中会場の方に
「コーヒーは甘味・塩味・酸味・苦味、の四味のうち印象的にはどんな飲み物か?」
という問いに挙手してもらうアンケートがあったのですが興味深い結果となりました。
ほぼ全ての方が「苦味」に上げる中「酸味」に上げている方が少し。
その割合と手を上げてる方々の顔ぶれを拝見していると
やはりコーヒーは大人の、社会的な飲み物で、「おいしさ」と言うものは
体験や刷り込み等などから「勉強」して獲得するものなんだなと思いました。
その様子はまるで現在のコーヒー業界の縮図のようです。
ギルドの話もそうですが危うさと可能性の両方を感じました。
最後にまる尾先生と広瀬先生に〆ていただいて全3回のセミナーが終了しました。
「焙煎」はコーヒーの味作りに欠かせないテーマですが
ある種ブラックボックスな部分でもあります。
今回のセミナーはそこに光を当てたものですが、皆様には何が見えたでしょうか。
光を当てると影もできます。ますますわからなくなった事があったかもしれません。
簡単だけど難しい、焙煎を突き詰めると今度は素材や抽出が見えてきます。
なかなk果てしない感じですが今回一つ確認できたのはやはり焙煎は「面白い」という事です。
会場では珈琲美美さんい提供いただいた『ギシルコーヒー』と
珈琲舎のださん提供の『サイフォンコーヒー』が振舞われました。
ウエルカムドリンクとして、また休憩時間にもお出ししました。
「ブン」も「ギシル」も大好評。
やっぱり話を聞いてると飲みたくなりますからね。
中にはこれが一番嬉しかったという参加者の方も
九州では女性の方が強いそうです。
女性の焙煎人というのもまだ珍しいですが増えてきている気はします。
他の業界がそうであるようにコーヒーの世界もこれからは女性の時代かもしれませんね。
Unknown
珈琲魂の熱き九州男児の皆さんに
しっかりついていけるように^^頑張ります!
九州を珈琲の時代に盛り上げていきましょ