日記

生産能力の限界?


今日はどどどーんと豆を焼きました。
通常のルーチン+いただいていた大口のギフト2件の分です。

「鮮度が命」の当店ではギフトでも作り置きはいたしません。
お客様がギフトをお渡ししたまさにその時が豆のコンディションも最高であるように逆算してからお作りいたします。
そのため大口のご注文が入った場合は常に納期ぎりぎり、徹夜の作業になってしまっています。
その辺は焙煎担当、カフェ担当、営業担当全て俺、というミニマム商店の辛いところでございます。

今日も今日とて、どりゃーっと焙煎を終え、ばばばっ!と仕上げのハンドピック(選別)を終え、
ぬおももっ!とカッピングを終え、やー!と合組(笑)を終えたらもうこんな時間。。。


ブレンド中

そして明日、というより明けて今日、一番大変なパッキングの作業が待っています。
計量&包装を1個2分でやったとしても単純計算で8時間以上かかります。。。

さらに今日は普通に営業日。
まともに考えると絶対間に合わないので店を休みにする事も考えましたがもう一人の私が
「たぶん今日もお客さんパラパラで一日暇だろうから何とかなるって!」
とポジティブだかネガティブだかわかんない事を言うもんだから今日は普通にお店開いとります。

合組

NHKのプロフェッショナルという番組で茶師の前田文男さんが紹介されていました。
当たり前かもしれませんが、お茶屋さんの仕事とコーヒー屋の仕事には相通ずるものが多いなとあらためて思いました。

合組、いわゆるブレンドの仕事もそう。
 「ストレートの欠点を補い長所を伸ばす」
言うは易し、の本当に難しい仕事でこれは一生勉強し続けないといかんと思っています。

ブレンドの難しさは単純な足し算ではなく、引き算、割り算、たまに掛け算であるということ。
それと、煎り具合や配合の割合など数字ばかりが出てくるけど
最終的にはかなり主観的な感性の領域の話であるということです。
極みに達するには料理や絵や写真等コーヒーとは直接関係ない勉強も必要になってくるはずです。

ブレンドにはお店、ブレンダーの思想が如実に現れます。
私は先生のお店、コーヒーの「カフェバッハ」とお茶の「一保堂」、
そこに共通する(気がする)ブレンド哲学に感銘を受け共感しています。
目指すところでもあります。
勘違いかもしれないし言葉にすると違った意味にとられるかもしれないので
それが何かは書きませんが、いわゆるスペシャルブレンドとは別のものです。

最年少記録

今日は小さなお客様がチャリンコこいでご来店。
6歳のお兄ちゃんと3歳の妹さん、それにお母さん。

本日よりコーヒー以外のメニュー(ジュース類)を置きだしたので、
おお、タイムリー!

・・・と思いきや、
このご兄妹、二人とも大のコーヒー好きなんですと!!
そしてお母さんはコーヒー苦手なんだそうで;

お兄ちゃんは家でも普通にブラックで飲むそうです。
グアテマラと迷ってニューギニアをご注文

妹ちゃんはアイスコーヒーをくいくいーっといってました
なんでも2歳半からスタバのラテのファンなんだそうです。

緊張しましたがお二人に「おいしい」と言っていただきました。
光栄です。

しかし、成人した時すでにコーヒー歴18年ってすごいですね。
お近くにお住まいのようなので
コーヒーの英才教育はぜひ豆香洞でお願いしたいものです(笑)

日本では珍しいですが欧米ではわりと小さな頃からコーヒーを楽しむという話はよく聞きます。
健康面に関してカフェインという成分はかなり研究されています。
おそらく一番研究されている物質なんじゃないでしょうか。
妊婦、子供に関して飲んで良いという意見と悪いという意見が両方あります。
どちらかというと飲んでもかまわないと言う意見の方が多数、かつ科学的です。

私はかまわない派です。カフェインが体に悪いなんて本気で思っているコーヒー屋はおりませんので、それは当然です。
しかし代謝の関係もあるので妊婦さんや小さなお子さんは
飲む量にだけには十分注意してほしいと思います。
職業柄しょっちゅうなるのですが、急性の中毒症状はわりと辛いです

青山瓦千六百円也


ピッカピカのグリーン!
「ブルーマウンテン」の生豆が豆香洞にやってきました!

しかも最高「No.1」グレード!

「ブルーマウンテン No.1」    1600円/100g

ブルマンと言えどコーヒーは鮮度が命!
6月12日指定日焙煎です。

なかなか味わえない、「やきたて」「本物」のブルマンはいかがでしょうか?
香りの高さをお楽しみください。
父の日のギフトにもおすすめ!

販売用とカフェ用に少し余分に焼きますが、数量限定となります。
ただいま焙煎のご予約、お取り置きを承っております。

電話・FAX  092-502-5033

赤坂だろうが宿は・・・


今日のお宿はきらびやかな赤坂サカスから歩いて3分の所にあるボロカプセルホテル。格差社会を痛感しております・・・というのは嘘でカプセル、好きなんです。枕が変わると眠れない自分としては部屋なんてなんでんよくて、大切なのはやっぱりお風呂。その点サウナはサイコー。疲れ取れるー。はっきり言って大阪リッツのスパより全然充実。。。それはそうと、サウナ上がりの麦酒はサイコーです。旅先ではキバって本ビール。サウナで飲むアイリッシュエールはまた格別です><

まさか赤坂


8時にお店を閉めて電車~飛行機~電車と乗り継いで今トウキョウの赤坂におります。山手線の10時~5時までを愛す男としては、東京の左下らへんの所謂ナウいスポットには余り寄り付く事が無いのですが駅を下りたとたん赤坂サカスなるしゃらくさい建物があってなんだか疲れがどっと出ました。

開店~二日目

宣言通りバタバタ片付け、バタバタ開けましたが
無事二日間を終える事ができました。

開店、グランドオープンといえば普通告知をぶりっとして、
「3、2、1、オープーン!  ドカーン!」
ってのが一般的でしょう.

しかしトウカドウは違います。
ロケットではなくハングライダー的テイクオフ。
「ん?浮いた?」
ってな具合に、非常にソフトな離陸でございます。

助走も、長かったです。
山の斜面を4キロほど駆け下り、
浮いたと思ったら100メートルで足が付き、
そこからまた1キロ走ってまた浮き上がりました、ってなもんです。
そろそろ麓も見えてきた。

二日間終えて。

初日はうれしい悲鳴。
思ったより多くの豆を買っていただけました。

例によって全然告知してないし、
まあ、いきなりそんな来る事ないでしょうと思い
少しづつしか焼いてなかったのですが
オープンを待っていてくれた方々がたくさん買ってくれました。

で、こりゃいかんばいと初日で売り切れた豆7種を今日たっぷりと焼きました。
そしたら今日は豆あまり売れませんでした。
カフェのほうも嬉しい事があったもののまあボチボチで、
一日通してかなり暇でした。

おかげでいろいろな作業、準備はできましたが。。。
むう・・・
複雑な心境です。

たった二日だけど、商売って難しいもんですね。

おまたせしました

本日13種焙煎しました。
瓶にミッチリ詰まっとります。

6月3日(火)12時オープンします。

一個人

7月号はコーヒー特集です。
雑誌とはいえ内容はかなり濃く、ほとんど専門誌のノリ。
「保存版」と謳うだけの事はあります。

巻頭の堀口さんをはじめとして登場している方々がすごいなと思いました。
私のお師匠さんももちろん紹介されています。
有名な方(お店)ばかりなので本で見る事自体はそうでもないのですが、
一つの企画でこれほど錚々たる面子が一堂に会しているのは珍しい気がします。

わが町福岡からも多くのお店が紹介されていました。
中でもフッコさんがどーんと載ってたのがなんとなく嬉しいです。

行った事のある素敵店が多く掲載されています。
それとともに気になっている一度は行ってみたい素敵げなお店もたくさん載っています。
記事と写真を見ながら「ああ、、ここのコーヒー飲んでみたいわぁ・・・」
とうっとりしていると、自分がコーヒー屋である事を忘れてしまいそうです。
いかんいかん;
諸先輩方に負けず劣らずの立派なコーヒーマンにならんと。
そのために今は精進あるのみです!

そうそう、この本でも紹介されてるチッポさんのブログの記事がおかしかったです。
やっぱ素敵。

お久しぶりに

前回お越しいただいたハニーコーヒーさんのお二人がまた遊びに来てくれました。
工事現場からの変わり様と、まだ開いていない事(苦笑)に驚かれてた様子です。
せっかく来ていただいたのに今回も何も出来ずすみません。
次こそはこれに懲りずまた遊びに来てください。(←前回も・・・)

さて、ようやく再開のメドが立ちました。
現場の片付けとオープンの準備に追われてると一月前のバタバタを思いだします。

準備不足とわかりつつ、心身ともにボロボロになりながら、
前向きな気持ちとお客様の温情だけで乗り切ったプレオープン。
なんだか懐かしいです。

プレオープン終了時は「本格オープンは完璧な形で!」と鼻息を荒くしていましたが、
今は少し考え方が変わって、やりながら足りないものを一つ一つ揃えていけば良いやと思っています。

オープン日は未定ですができるだけ早く、ぴゃぴゃっ!と最低限度のものを揃えて、
ぴゃっ!と開けたいと思ってます。

気持ちは後から付いてくるものと信じて
動きだけはポジティブに、やや前のめり気味でいきとうございます。