Calibration

昨日東京でCQIのキャリブレーションテストを受けてきました。
Qグレーダーは3年に一度このテストを受けてパスする必要があります。
(落ちたら修正して受け直し、そこで落ちれば資格停止です)
私は今回が2度目の更新となります。

「Calibration」は「こうせい【較正】 目盛り合わせ・基準や偏りの調整」という意味です。
カッピングや官能評価と言うと何か特別な才能や能力が要ると思われる方がいますが、そういった物は必要ありません。
必要なのは「技術」です。技術ですから学び、身につける事が可能です。

こういった生豆鑑定の技術は「言語」と同じ、ある評価を他人と共有したり記録したりするための「道具」です。
その道具をどう使うか、またどう使われているか(使われていないか)はさておき、
道具である以上、手入れは必要です。

3年も経てば、自分が持っているものさしにズレが生じているかも知れません。
自分は変わっていなくても、世の中の方が変わっているかもしれません。
そこで定期的なこう正が必要となってきます。

テストをパスをするのも中々大変で、正直面倒でもありますが、
取れば終わり、更新料払えばOK、といったものよりは、
道具として、少しは信用出来るものなのかもしれません。

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コメント

  1. 田篭 章一 より:

    昨日はありがとうございました。
    おはようございます。
    昨日(4月15日)開催のコーヒー教室に朝倉市から参加させていただきました田篭です。

    お聞きした内容は本当にわかりやすく参加してよかったです。ありがとうございました。

    早速、購入した豆(実地体験と同じガテマラ)で入れてみました。
    教室体験時とまったく同じとは行きませんが、一昨日までとはまったく違った(美味しい)コーヒーを入れることができました。

    今後、お話にもありました「上級編」をぜひ受講したいと思っています。

    ブログによれば一昨日は東京出張だったそうで、多忙な日々だと想像いたします。

    これからもお体に気をつけてがんばってください。

  2. 井上祐介 より:

    同じく
    教室で教わったやり方でいれたら、「雑味がなくて美味しくなった」と家族にも好評でした。
    ありがとうございました^ ^

  3. フクマメ店長 より:

    ありがとうございました。
    田篭様、井上様

    先日は遠いところお越しいただき、また長時間の受講お疲れ様でした。

    教室でお伝えしているのはあくまでも大事なポイントと、ものさしとなる数値だけですので、
    ご自身なりの「おいしさ」に合ったレシピを是非探してみてください。
    また別の講座も受講いただけると幸いです。
    どうぞよろしくお願い致します。

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