豆香洞初の”キリマンジャロ”

完全に子育てブログと化しておりますが
一応ここはコーヒー屋のストアブログです。
私も忘れていました;
恐ろしい事に気がつけば約3ヶ月もの間商品のご案内をしていません。
その間いくつか新商品も出ていたのですが。。。

こんな事じゃいかん!いかん!イカンガーーー!

ってことでタンザニアのコーヒーのご案内。
久々の告知、宣伝です。

『数量限定 タンザニア アスコナ農園 マイクロロット』

豆香洞で初めて取り扱うタンザニアです。
タンザニアと聞いても一般の方はほんと、イカンガー選手くらいしか印象は無いみたいです。
「キリマンジャロ」と言った方が分かりやすいでしょうか。

ただ個人的にはあまり「キリマンジャロ」とか「モカ」等の通称は好きではありません。
イエメンはイエメン、タンザニアはタンザニアでしかなく、
細かい事を言えば農園や豆によっても風味や味わいが異なるためです。

また、キリマンジャロとは普通呼ばないでしょうが、
当店にはキリマンジャロを挟んだお隣の国、ケニアのコーヒーがあります。
タンザニアのコーヒーの質の高さはさすが、と認めますが、
ケニアの鮮烈な印象の味わいに比べるとややおとなしめな気がします。
とまあこれもざっくりとした、一般的な「キリマン」の印象でしかないのですが。

そんなこんな(?)でなんとなく今まで取り扱いが無かったタンザニアですが
今回少し面白いロットが入ったので販売いたします。

アスコナ農園、特別仕立てのマイクロロット。
シェードツリーの多い自然環境に配慮した17,18区画のロットです。
タンザニアは大きな農園が少なく、農協単位での取引が主となりますので
農園単位、しかもここまで細かく区画分けされたロットは珍しいと思います。

まだ試験的な段階かもしれませんが、
「テロワール」や「微気候」「トレーサビリティ」と
かなりスペシャルティコーヒーの生産を意識した取り組みです。

オーナーのNeel Vohora氏はアスコナ農園の他にエーデルワイス農園等
タンザニアで大規模農園を数箇所所有しています。
去年のSCAJカンファレンスの生産国セミナーやカッピングパーティでご一緒しました。
若く、イケメンで、大金持ち。
羨ましいにもほどがあるっ!くなっ!くなっ!むっきー!
・・・失礼しました。
質の向上に対してとても熱意のある方です。
はにかんだ笑顔が素敵。

試験的栽培(?)の試験的販売ですので数量はかなり限定的です。
売り切れたらごめんなさい。

<<以下商品説明コピペ>>
爽やかさとコクのバランスの良さを生かすため中深煎りに焼き上げました。
ストレートでもブレンドのようにマイルドで完成された味わいが魅力。
区画管理栽培による特別仕立ての’キリマンジャロ’です。

爽やかさ★★★☆☆ コク★★★☆☆ バランス★★★★☆ コーヒー感★★★★☆

【素材情報】
タンザニア オルデアニ地区(ンゴロンゴ・クレーター周辺の山岳地域)
品種:ブルボン・ケント 標高:1700m 精製:水洗式 乾燥:アフリカンベッド

「マイクロロット」とは:
農園を微気候、地形、植生等によって区画化し、区画ごとの特徴をもったコーヒーを生産。
このロットはシェードツリー(コーヒーの日よけ用の木)が多い自然環境に配慮した区画のものです。

【焙煎人の独り言】
例えは変だけど「コーヒーらしい」香り。酸は柔らかで甘味も十分。
シェードツリーの影響、ではないだろうがフレーバーに微かなウッディ(シダー・針葉樹)を感じ
それが奥行きと上質さを生み出している。適度なボディに良質の渋を持ちミルクとの相性が良い。

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