味づくりの延長


延長というか基本というか。

今日は2週に一度の店休日でした。
コーヒー教室の後、焙煎機と排煙ダクトの掃除をしました。
焙煎機は使っていくと排煙経路にふわふわの綿菓子のようなススが付いていきます。
このススは油分を含んでいるため、あまり溜めこみすぎると火が着いて大変な事になります。
と、それはまあ最悪なケースですが、それ以前に排気不良で豆が上手く焼けなくなったり、
出来上がりの焙煎豆におかしな匂いがついたりします。
それを防ぐためにも排煙経路の掃除は大切な作業となってきます。

私は主に排気で焙煎をコントロールしている(焙煎人によってやり方は違う)ので経路の汚れには特に気を使います。
味がおかしくなるよりだいぶ前に、プロファイルから来る焙煎中のイメージと
実際の焼き上がりの豆の味わいに感覚的なずれが生じ、それが少しずつ大きくなってきます。
先手先手で、そうなる前に焙煎回数を決めて年に数回、定期的に掃除をしています。

今回はルーチンよりも少し早めでしたが、夏になって暑くなると作業自体が大変になるのと
梅雨の合間の貴重な晴れ間を無駄にしたくなかったのでダクトと焙煎機をばらして隅々まで綺麗にしました。
今日の福岡は30℃近くまで上がったので結局汗だくの作業になってしまいましたが、排煙経路はさっぱりしました。
これでまた明日からストレス無く思い通りに豆を焼くことができます。

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