グアテマラ編の続きです。
いよいよ農園に向かいます。
農園の入口でピックアップトラックに乗り換えました。
この車で未舗装路の急斜面を登って行きます。
(場所によってはかなり揺れるので車に弱い方は注意が必要です)
農園からの眺望はどこも遠くにグアテマラの火山郡、
眼下にアンティグアの町並みを望む絶景でした。
太宰府で言うと四王寺山に登るくらいの感覚ですが、
元の標高が高いため、少し登っただけでこの高さ。
コーヒーチェリーとご対面。
(今年の出来は?)
コーヒーの実です。
この白い皮に覆われた種の中身がいわゆる「コーヒー豆」と呼ばれる部分です。
果肉の部分はとても薄く量はそれほどありませんが、食べるとさとうきびの様なシンプルな甘さがあります。
今回の旅の中で色々と食べ比べてみました。
品種よりも熟度による甘さの違いが大きいようです。
こちらは「イエローブルボン」という品種です。
赤い実のイメージが強いコーヒーチェリーですが、このように黄色に熟すものもあります。
レッドの畑の中に突然イエローが生まれたり、その逆もあったりするそうで、
「基本的には赤も黄色も同じ品種、色以外に大きな違いは無い」
という意見もあります。
果肉の味に関して言えば、赤と黄色で少し違うように感じました。
コーヒーの花です。
可愛らしい姿。甘く、可愛らしい香り。
農園の中で一番高い所にある区画です。
整然と並ぶコーヒーの間にシェードツリーと呼ばれる木が植えてありました。
この木が適度に日陰を作って強い日差しからコーヒーを守ってくれます。
植えてあったのは「ベビーブルボン」という品種です。
花も小さくとても可愛いらしい木でした。
大きくなっても腰の高さくらいにしかならないそうです。
グアテマラでは他にも数箇所の農園を回りました。
初めてのコーヒー産地、初めてのコーヒー農園。
思うところは色々とありましたがそれはまた追々。