中米産地視察 グアテマラ6 (農園)

グアテマラ編の続きです。

いよいよ農園に向かいます。


農園の入口でピックアップトラックに乗り換えました。
この車で未舗装路の急斜面を登って行きます。
(場所によってはかなり揺れるので車に弱い方は注意が必要です)


農園からの眺望はどこも遠くにグアテマラの火山郡、
眼下にアンティグアの町並みを望む絶景でした。


太宰府で言うと四王寺山に登るくらいの感覚ですが、
元の標高が高いため、少し登っただけでこの高さ。


コーヒーチェリーとご対面。


(今年の出来は?)


コーヒーの実です。
この白い皮に覆われた種の中身がいわゆる「コーヒー豆」と呼ばれる部分です。
果肉の部分はとても薄く量はそれほどありませんが、食べるとさとうきびの様なシンプルな甘さがあります。
今回の旅の中で色々と食べ比べてみました。
品種よりも熟度による甘さの違いが大きいようです。


こちらは「イエローブルボン」という品種です。
赤い実のイメージが強いコーヒーチェリーですが、このように黄色に熟すものもあります。
レッドの畑の中に突然イエローが生まれたり、その逆もあったりするそうで、
「基本的には赤も黄色も同じ品種、色以外に大きな違いは無い」
という意見もあります。
果肉の味に関して言えば、赤と黄色で少し違うように感じました。


コーヒーの花です。
可愛らしい姿。甘く、可愛らしい香り。


農園の中で一番高い所にある区画です。


整然と並ぶコーヒーの間にシェードツリーと呼ばれる木が植えてありました。
この木が適度に日陰を作って強い日差しからコーヒーを守ってくれます。


植えてあったのは「ベビーブルボン」という品種です。
花も小さくとても可愛いらしい木でした。
大きくなっても腰の高さくらいにしかならないそうです。

グアテマラでは他にも数箇所の農園を回りました。
初めてのコーヒー産地、初めてのコーヒー農園。
思うところは色々とありましたがそれはまた追々。

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