お昼はRYOさんおススメのお好み焼き屋でビイル。
大阪の粉モノはほんと最高です。
路地裏にある小さな小さなお店。
ジャンルはなんであれその土地のレベルを知りたいときは、
観光ガイドやグルメ本に載ってるような有名所を回るのではなく
地元の人に連れて行ってもらうのが一番ですね。
本当に美味しいお店なんて「知る人ぞ知る」もの。
珈琲店だって同じかもしれません。
うちも名店目指して地下に潜ろうかしら。
潜ったまんま埋もれて窒息したりして。
とかそんな事を考えながら南堀江にある「cafe Weg」さんへ。
同じグループですが我々はぐれメタルズとは違い
バッハ以外にも福島県の名店「椏久里」さんや
ケーキ鬼旨のお店大阪玉造の「ヴィーナローゼ」さんで
修行を重ねてきたバリバリエリートの女性が経営されています。
お店はとにかく明るく綺麗で、窓からは前の公園の緑がまぶしく、
珈琲は美味しく、お菓子も美味しく、接客も柔らかで、なんだか完璧なお店でした。
こんなお店を目指さないとね。
お店を出て梅田の立ち飲み屋でしめ鯖(名前を失念)やら昆布煮たの(名前を失念)やらを食べながら黒ビイル。
大阪はB級グルメが美味しいですね。
早い時間なのに店内は満席でおばちゃんたちがキリキリ働いていました。
考えてみると連れて行ってもらったお店はどこも女性がカウンターに立っていました。
みんなプロ意識を持って、男勝りで、キビキビと、熱く働いていました。
先日関西から引っ越して来たお客さんが
「博多の商売人はみんな冷たいわー」と仰っていました。
その時は???でしたが、大阪に行くと何となくわかります。
大阪の女性はすごい。というより大阪商人の心意気がすごいと思います。
大阪はお客さんの目も厳しいのでしょう。
全国に良くある「わたしのお店」
プロ意識の希薄な、主婦が趣味でやってるような、
または旦那が道楽でやってるような、
ようは店主がお客さんのためでなく自己実現のためにやっているようなお店は
大阪ではとても生き残っていけないのかもしれません。
それが良いか悪いかはまた別で、珈琲に限らず味の追求にはある種道楽的な所があるので
こういった土地で突き抜けた旨さを求めるのもまた難しいのかもしれません。
ただ、厳しいお客さんに鍛えに鍛え上げられた、高いレベルで安定した味、
どこにいっても安心できるサービスを受けられる大阪には
サービスマンとして学ぶべき所が多くあり、行くたび本当に勉強になります。
いつも完璧にナビしてくれるRYOさんに感謝感謝です。