ローストマスターズ委員会の品質ワークショップに参加しました。
同じ生豆を各ロースターが焙煎し、一堂に会してみんなで味をみるというものです。
参加ロースターはなんと48!!
最初のセッションは6つのテーブルに分かれ
それぞれ8つのコーヒーをカッピング。
話し合いでテーブル代表のカップを2つ選びます。
カッピング風景。人多すぎでなんだかすごい事になってます;
カッピング中は言葉を発する事はないので
「ズッ!」「チュルルル!」とコーヒーを啜る音だけが場内に響きます。
知らない人がみればかなり異様な光景です;
代表選考ミーティング。みなさん真剣です。
第二セッションでは全員で残った12カップをカッピング。
私のコーヒーは決勝ラウンド(?)には残れず
その後点数を集計&ミーティング。
上位5人のロースターさんに焙煎の様子を詳しく聞き取り調査(笑)して会は終了。
こういう機会でもないと普段人の焙煎を見せてもらう事はほとんど無く、
自分が焼いた物を含め同じ豆を焙煎違いで30カップ採ることもありません。
とても貴重な体験となりました。
スペシャルティコーヒーに関しての理解も深まり、
最後に残った12カップの内容、評価から以前より考えていた事の裏付けもとれ、
頭の中が整理されてすっきりしました。
これで自分の立ち位置もより明確に。
それにしても疲れました。
カッピングは集中してる分相当の気力、体力を消耗します。
COE等の審査会ではこの数倍のカップを採るそうですから驚きです。
これだけの会を準備、滞りなくカッピングが行えるのも
運営委員の方をはじめとするサポートの方々の働きがあればこそです。
実はこの会で一番心動かされたのは甲斐甲斐しく動き回るサポートの方の姿なのでした。
本当にお世話になりました。