でもしか喫茶

「でもしか喫茶」という言葉をご存知でしょうか。

「喫茶店‘でも’やるか」「喫茶店‘しか’できない」

昭和の昔、会社が嫌だ→脱サラしたい→会社は辞めた→しかしスキルも何もない→さあどうしよう。
といったサラリーマンが次に呟く言葉が上の二つだったそうです。

しかし当時は喫茶店の全盛期。スキルも資金も何も無くても、
コーヒー豆を卸している焙煎業者が看板から機材から食材から、
必要な物は全部揃えてくれて開業や営業をサポート。
お店も多いけどお客様も多い時代で、それでもどこも繁盛していたそうです。

当時の話として
「10回転、20回転は当たり前」
「お札はレジに入りきらないのでダンボールに入れていた」
等といったバブリーな話も良く聞きます。

我々世代は喫茶逆風時代しか知りませんので、そう言ったお話を聞くと
ずいぶん長閑な時代だったんだなぁ、と少し羨ましく感じます。

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