昨日の話の続き、ではありませんが偶然にもお昼に同業の方が。
なんと今泉珈琲のマスター夫妻がご来店。
今泉珈琲のマスターはバッハに勉強に行くだいぶ前、
初めて自家焙煎の手ほどきをしてくれた方で、いうなれば私の生みの親。
生まれて初めて焼いた豆はここで分けてもらったペルーでした。
熟練焙煎士特有のオーラ、雰囲気がある、私の理想とするコーヒーマンの一人です。
とくに背筋をびしゃっ!!と伸ばして足を肩幅に開き、焙煎機に正対して直立不動、
真剣な表情で豆と向き合う焙煎スタイルに職人的なかっこよさを感じ、
シビれ、以来ずっと私も真似しています。
マスターとお店の外でお会いするのは初めてですが
普通に話していてもなんと言うか、雰囲気のある方でした。
やはり一流って隠し切れないものなんですね。
「焙煎、やっぱり難しいです」
と私が言った時の
「私もいまだに釜出しの時は緊張するよ」
とおっしゃった言葉が印象的でした。
日々精進です。
まずは姿勢から。
最近ちょっとだれてきて、足を崩して操作パネルの温度計、
数字ばっかり見てますが、もっと背筋を伸ばして
ちゃんと焙煎豆と向き合うようにしたいと思います。
そしていつの日か、とんでもなく高い技術と
漏れまくるくらいのオーラを持った焙煎職人に私はなりたいです。