金沢大学コーヒー学入門 2

公演とその後の懇親会には福岡や鹿児島、九州各地をはじめ、
岡山や東京南青山など全国から著名な焙煎人の方々も多く参加されていました。


中には流しの珈琲漫談家や京都のカリスマ焙煎士&麗しき女性焙煎士など若い世代に人気の方も。
四国からもお二方若手の方が参加されていたり、おどろくほど豪華な面子で、
あらためて森光マスターの人徳の高さと影響力の強さを感じました。

同業面で平静を装いながら、マニア的には密かに興奮。
その方々の死角から接近し、耳をスーパーダンボにして話を聞きまわっていました。
やはり話している内容のほとんどはコーヒー、素材や焙煎などについて。
大御所と言われている方でも考えている事、悩まれている事は僕ら若手とあまり変わらないのが意外でした。
それにしても十年、二十年、三十年と、未だ情熱と探究心を持って勉強を続けているのがすごいですね。
こういった先輩コーヒーマンの姿を見て自分はコーヒーを一生の仕事にできるとふんだわけです。

やはりコーヒーは「人」。
ただ話を聞いただけじゃ。ただコーヒー飲んだだけじゃ。
直接会わないと何もわかりません。

懇親会にはスペシャルな柿豚&ソーセージとスペシャルなお米とスペシャルなブドウで作った料理が並びました。
これらは全て福岡県の吉井町で作られたものです。
海外や日本全国から集まった方々を地元の食材でおもてなし。粋ですね。
素材の良さがよくわかるシンプルな調理でとても美味しかったです。

会場にそれらを作った生産農家の方々がみえてお話をしてくれました。(写真右)
農作物も畜産物も、コーヒー生豆もコーヒー焼豆も、作っているのは「人」なんですね。
心こめて、気合入れて作ったものはやはり全然違います。
こんな当たり前の事に普段なかなか気づかないのは何故でしょう。
自分も今まで以上に、120%の気合と情熱をもって仕事に向かっていこうと思った次第です。
SCAJ帰りで疲労困ぱい、身も心もボロボロでしたが、参加できて良かったです。
憑き物が落ち心洗われた感じ。得るものの多い素敵な会合でした。

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