上海のコーヒー事情

3月の29日から4日間、上海で行われたコーヒーの展示会に行ってきました。
中国へ行くのは成都に続いてこれが2度目です。
福岡からだと1時間半、東京に行くよりも早く着くので外国に行く感覚はほとんどありません。


偶然でしょうか、行きの機内で寝ていたら、突然喉がチリチリして咳き込んで目が覚めました。
窓の外を見るといつの間にか中国上空で、砂嵐の中を飛んでいるような茶色い景色に驚きました。


大都会です。。。この空気、伝わりますでしょうか。。。


コーヒー関連の展示は「ホテルアンドレストランショー」の一部で行われていました。この展示会は年4回「北京」「上海」「広州」「四川」の4箇所(四大中華料理の地ですね)で開催されていて、その中でも一番規模が大きいのがこの上海の展示会なんだだそうです。

飛行場かと見紛う程のだだっ広い広場を囲む形で、巨大な建物がドン!ドン!ドン!ドン!ドン!・・・と合計17棟建っています。その広場の中にも一回り小さな展示場が幾つか建てられています。ここは展示スペースだけでも30万平米あるそうです。30万と言われてもピンときませんが、毎年東京ビッグサイトで行われているSCAJ(日本で一番大きなコーヒーのイベント)、その会場の面積が6800平米ですから、本当に途方もない広さです。コーヒー等の飲料関連はこのうちの一部(それでもSCAJの数倍規模)で行われていましたが、あまりに広すぎて期間中全てを見て回る事は出来ませんでした。


一つ一つがマリンメッセくらいあります。

端が霞んで見えます。


隣の建屋に行くだけでも移動が大変です。

欧米や日本の有名なメーカーも数多く出展していましたが、個人的には中国国内のメーカーのブースが面白かったです。

ディスカバ・・・じゃなかったり、


プロバッ・・・でもなかったり。


マッ・・・これも違う。


1kgの大きなディスカバリー(?)

さすがは中国。どこかで見たような、でもよく見るとオリジナルとは違う機械がそこここに並んでいました。しかしクオリティは思いの外高く、「コレジャナイ感」はあまりありません。そして、どこも堂々としていて大したものです。


被り物だけはあまりにクオリティが低すぎて笑えました。
(写真では分かりにくいですが、だいぶ酷いです)


会場ではコーヒーの世界大会(焙煎、カッピング、ラテアート、アイリッシュコーヒーの4部門)が行われていました。


カッピングの会場はすごい人だかり。シンプルで一番盛り上がる競技です。


焙煎競技会の会場です。とても静かな、しかし熱い競技です。


日本代表の皆さんの勇姿です。
会場が違ったので応援に行けませんでしたが、ラテアート部門では3位入賞したそうです。
おめでとうございます。

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