ちょうど良いゲイシャ(?)【ゲイシャンブレンド】

ゲイシャのはじまり

画像は2014年に行ったパナマドンパチ農園のゲイシャ畑にあった看板です。

農園主の故ドンパチさんはコスタリカからゲイシャを取り入れた「パナマゲイシャの父」と呼ばれています。

ドンパチさんが持ち込んだゲイシャの苗は他の農園に渡り、のちにパナマのオークションにて史上最高の評価を得る事となります。

玉石混淆

世のコーヒーファンに衝撃を与えた「ゲイシャショック」。それから10年以上経ち、今ではパナマ以外の多くの国でゲイシャが栽培されるようになりました。

それらの国々で栽培されるゲイシャの品質も最初に比べるとだいぶ上がってきており、中には本場パナマの`オリジナル’に比肩する品質の物も出てきてはいます。ただ、その多くはまだ「ゲイシャらしさ」が物足りない(その代わり価格は安い)とういのが実情です。

一方トップクラスのゲイシャはというと、他との差別化をはかってよりプレミアムをつけるべく栽培や精製方法にこだわりにこだわって、高い品質とド派手で強烈な個性を得ることに成功しています。その分価格も高騰していて、今では100g数万円の値が付いても驚きはありません。

このようにゲイシャの世界は玉石混淆状態ではあるのですが、「ピン」と「キリ」のどちらか、といった感じで、その間が少なくなってきている気がします。

ほどよいゲイシャ感

100g千円しないゲイシャも、100g数万円のゲイシャも否定する事はありません。ただ、最初にゲイシャを飲んで感動したあの時の印象からすると、どうしても「コレジャナイ」感じがしてしまうのです。今のゲイシャは弱すぎるし、きつすぎる。価格にも少し違和感を覚えます。

そこで今回3か国4種類のゲイシャをブレンドする事で、ゲイシャが世に出だした頃の味わいを再現してみました。

ゲイシャのふるさとエチオピア産のコーヒーにも通じる花を思わせるフローラルなフレーバー。同じ「花を思わせる香り」でも、今のゲイシャの「深紅の花」や「紫の花」のようなド派手な感じではなく「白」や「ピンク」のような上品な感じ。ボディは軽めで、紅茶の様にデリケートな印象なのがエチオピアコーヒーとの一番の違いです。

価格もけして安くはありませんが、出始めの頃の「ちょっと良いコーヒーが飲みたいときに手が出せる価格」に抑える事が出来ました。

2020年代の最新ブレンド『ゲイシャンブレンド』で「古き良きゲイシャ」を感じていただけると嬉しいです!

 

ゲイシャンブレンド販売ページ

1月14日までの限定販売です。 
白木原店店頭及びオンラインショップで販売しております。
※オンライショップは12月27日~1月6日までお休みさせていただきます。

通販の県内送料について

通販の県内送料サービス(通常¥500→¥200)は今月も引き続き行ってまいりますので、ご家庭から気軽にご注文ください。

宜しくお願い致します!

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